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スーパー戦隊シリーズ > 科学戦隊ダイナマン
科学戦隊ダイナマン
ジャンル 特撮テレビドラマ
放送時間 土曜 18:00 - 18:30( - 第8話)
土曜 18:00 - 18:25(第9話 - )
(30→25分)
放送期間 1983年2月5日 - 1984年1月28日
(全51回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
監督 東條昭平
原作 八手三郎
脚本 曽田博久
プロデューサー 加藤守啓(テレビ朝日)
阿部征司鈴木武幸(東映)
富田泰弘(東映AG)
出演者 沖田さとし
春田純一
卯木浩二
時田優
萩原佐代子
島田順司
石橋雅史
オープニング 「科学戦隊ダイナマン」
歌:MoJoこおろぎ'73
エンディング 「夢をかなえてダイナマン」
歌:MoJo、こおろぎ'73

特記事項:
スーパー戦隊シリーズ」 第7作

科学戦隊ダイナマン』(かがくせんたいダイナマン)は、1983年(昭和58年)2月5日から1984年(昭和59年)1月28日までテレビ朝日系列で毎週土曜日18:00 - 18:30(第9話から18:00 - 18:25)に全51話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第7作にあたる。

あらすじ 編集

太古の昔、地球に落下した隕石についていた生命物質が地底で進化して生まれた有尾人の一族、ジャシンカ帝国。尻尾の数で身分が決まるという文化を持つ彼らは、地上に強い憧れを抱き、人類よりも進んだ科学力を駆使して地上征服を企み、日本各地で火山を噴火させたのを手始めに、地上侵略を開始する。

しかしジャシンカ帝国の地上侵攻を察知していた科学者・夢野博士は、自らが運営する発明センターに5人の知力と体力に優れた若き科学者を集め、科学戦隊を結成。5人は夢野が開発した強化服・ダイナスーツをまとい、ダイナマンとしてジャシンカ帝国に立ち向かう。

概要 編集

特徴 編集

本作の大きな特徴として、アニメテイストの導入があげられる。プロデューサーの鈴木武幸は戦隊シリーズを担当する以前、美形キャラや大河ドラマ調ストーリーで人気を博した一連の長浜忠夫作品に関わっており、彼のアイディアにより、当時のロボットアニメで流行っていた美形キャラを実写作品に反映させた敵幹部・メギド王子が登場した。前作『大戦隊ゴーグルファイブ』での主役側の合体技の変更によるパワーアップは本作ではさらに発展したものとなり、敵側がより強力な怪人を生み出して今までの必殺技が通用しなくなり新しい必殺技を生み出して逆転するまでの展開が3話掛けて描かれ、盛り上がった。こうした正義と悪の両方のパワーアップ合戦は次回作以降さらにパワーアップしていくこととなる。シリーズ終盤には、やはり当時のロボットアニメで流行っていた大河ドラマ的ストーリーも導入された[1]

シリーズ終盤の展開は、戦隊シリーズ初の悪のヒーローである、ダークナイトの登場に端を発した敵組織の内紛が思わぬ形でダイナマンたちに波及し、さらにダイナマンの司令官夢野博士の知られざる過去が明らかになるドラマを絡めながら最終決戦へと発展するもので、その重厚な連続ドラマ性は後続作品にも継承されていった。

映像表現においては、ナパームや色粉を用いた爆発シーンが多用されたことが特徴である。鈴木武幸によると「過去最高の火薬量」を使ったという。

コスチュームには野球ユニフォームのイメージが強く出ているが、これは当初の企画が「野球戦隊」だったことの名残りである。そのためコスチュームが単純化され、ダイナマン以降、変身後の戦隊ヒーローから、今まで彼らが身に付けていたマントマフラーなどを着用しなくなったが、マジレンジャーではマントを着用している。

前作である『大戦隊ゴーグルファイブ』の関連商品の売上の不振により、本作は当初、2クールの放映予定だった[2]。また前作を商品化した会社は41社に及んだが、本作は30社に留まった。

このように苦しい環境でスタートした本作だったが、予想を覆して商業的に大成功を収め、バンダイの売上は95億円を達成。スーパー戦隊シリーズはバンダイの看板作品になり、次回作『超電子バイオマン』は「100億円キャラクター」を目指すことになった[3]

キャスティング 編集

キャストには多彩な顔ぶれが揃った。まず戦隊側は『ザ・ハングマン2』の若手ハングマン役で注目を集めた沖田さとしを筆頭に、大葉健二に続き2年連続の登板となった春田純一、春田が所属するJACの若手ホープ卯木浩二(売り出しのため、オープニングではキャスティング紹介時間がダイナイエローよりもはるかに長い)、そしてカネボウ化粧品モデル出身で、『ウルトラマン80』でユリアン・星涼子を演じた萩原佐代子が起用され、アイドル的人気を集めた。また司令役には『新選組血風録』などの新撰組を題材とした時代劇で沖田総司役を当り役としていた島田順司が配され、後の『はぐれ刑事純情派』の川辺課長に通じるキャラクターとも言えるコミカルでとぼけた発明おじさんと、重厚で威厳に満ちた科学戦隊総司令を巧みに演じ分けている。敵側では『バトルフィーバーJ』以来の登板となる石橋雅史が悪の幹部としての威厳を見せつけた。石橋によるとカー将軍の人気は高く、子供の親からバレンタインチョコが届く程であったという。[4]

秘密戦隊ゴレンジャー』以来ナレーションを務めてきた大平透はこの作品をもって降板し、翌年以降『恐竜戦隊ジュウレンジャー』での復帰まではメタルヒーローシリーズ(『超人機メタルダー』は除く)のナレーションを務めるようになった。

スタッフ 編集

メインライターの曽田博久、メイン監督の東條昭平は前作より不動であるが、演出陣に『キイハンター』などのスパイ・アクション、刑事ドラマで実績のあった堀長文が新たに加わっている。東映特撮に新風を吹き込んだ堀は、次回作『超電子バイオマン』以降3作連続でパイロット監督を務めることになる。東映の鈴木武幸プロデューサーによると堀にオファーを出したとき「なぜ僕が?」という理由で一度は断られたと語っている。

本作の大きなトピックスの一つとして、敵組織側のデザインワークに当時アニメ界で新進気鋭のメカデザイナーとして活躍していた出渕裕を起用した点が挙げられる。出渕と鈴木プロデューサーは『闘将ダイモス』以来の旧知であり、前述のようにアニメテイストの導入を考えていた鈴木にとってうってつけの人材だった。アニメーションのセンスを盛り込んだ出渕のデザインワークはそれ以前の戦隊シリーズの敵デザインとは一線を画すものとなり、ファン層の拡大に貢献した。出渕は本作から『超新星フラッシュマン』までの4年間に亘り戦隊シリーズのキャラクターデザインを手がけることとなる。また出渕はその特撮に対する強い熱意からデザインのみならずストーリーなどにも関与した。

また音楽は、前作までを手掛けていた渡辺宙明メタルヒーローシリーズに専念することになったため、『快傑ズバット』などでヒーロー番組に実績のある京建輔が担当した。

放送時間 編集

第9話から放送時間が25分枠に短縮されている。これには「予算削減」や「『ANNニュースレーダー』を挟んで18時50分から放送されていた帯番組版『藤子不二雄劇場』が5分拡大の18時45分からの放送となって『ニュースレーダー』も5分開始繰上げを余儀なくされた影響」などの諸説がある。 結果としてこれ以降、30分枠に戻る『電磁戦隊メガレンジャー』までのスーパー戦隊シリーズは、スピーディーなストーリー展開が特徴となった。

登場人物 編集

夢野発明センター 編集

室内に大時計があり、その時計に組まれた仕掛けがダイナマンの本拠地であるダイナステーションへの扉となる。

科学戦隊ダイナマン 編集

弾 北斗(だん ほくと) / ダイナレッド
主人公ダイナマンのリーダー北海道出身。22歳。科学者の卵であると同時にモトクロスライダーとしての腕も一流で、世界レース優勝の夢を抱いて無公害水素エンジン開発に取り組む。メカにかなり強いが、発明は夢を追い過ぎてやや実用性などに欠ける面がある。少年時代から続けており有段者である剣道を中心に、武道全般が得意。誕生直後に母を亡くしているため、子供から母親の愛情や面影を奪うレーザーホークやレインボーカメレオンの作戦に怒りを燃やした(第39・45話。第39話で夢野が弾の生い立ちをメンバーに明かした)。変身後の武器は二振りの剣・ダイナ剣で、柄の部分で接合して使うことも可能。
星川 竜(ほしかわ りゅう) / ダイナブラック
ダイナマンのサブリーダー。22歳。宇宙人と友達になることを夢見る天文学者。実は伊賀忍者の子孫で、超人的な体力を持ち、宇宙人とのレーザー交信テストの実験場である南アルプス山中を飛び回っていた。変身しなくても、分身の術などの忍法を使うことができる。またロープウェイにぶら下がるなどの危険なアクションもこなす。「拙者」「〜でござる」といった口調が特徴的な、茶目っ気たっぷりの性格。どんな危険な事態でも心の余裕を見せる。第9話や第24話の描写から、水泳は不得手と思われる。第17話では幼馴染の女性と再会した。変身後の武器は両手に持つブーメラン状の剣、クロスカッター。
演じる春田は前作「ゴーグルファイブ」に引き続きスーツアクターも兼務しており、現在まで唯一2年連続で同じ色の戦隊ヒーローを演じている。
島 洋介(しま ようすけ) / ダイナブルー
星川の弟分。18歳。石垣島出身で海を深く愛し、人工えらの開発に取り組む海洋学者の卵。功夫技など中国拳法を得意にしており、身のこなしがすばやい。純情な男でもあり、女性の刺激的な水着姿を正視できない(ただし第26話の描写では免疫ができている様子)。レイと行動をともにすることも多い。変身後の武器はブルーフリスビーと、サーフボード状のアイテム、サーフジェット。
演じている卯木はジャパンアクションクラブの若手メンバーで、春田同様にスーツアクターも兼務している。
南郷 耕作(なんごう こうさく) / ダイナイエロー
ダイナマンのムードメーカー鹿児島県出身の植物学者。20歳。植物の品種改良に取り組んでいるが、メロン野菜)とサクランボ果物)をかけ合わせるといった珍発明も。牧童の使うような狩猟道具の扱いや射撃、車の運転の腕前は抜群。パワーファイターで大食い。好物はラーメンで、それを作るためのメカを開発したことも。素直な性格で子どもたちから好かれており、花言葉にも精通する人情家。変身後の武器は棘付きの鉄球、チェーンクラッシャー。
なお、ダイナイエローのスーツアクターを演じていた柴原孝典が終盤宇宙刑事シリーズに転出したため、南郷を演じた時田が「南郷は私と柴原さんで作ったキャラクターだったから」と志願して、自らスーツアクターも兼任するようになった。
立花 レイ(たちばな - ) / ダイナピンク
ダイナマンの紅一点東京都出身の18歳。コミュニケーション研究の専門家で手話もできる。動物と会話をするための研究に取り組み、ハツカネズミなどの言語を解読するといった成果も挙げているが、アレルギーという弱点も。第26話や第30話の描写から、水泳はできるものと思われる。敵が起こした事件の被害者に同情して涙を見せることもあった。またフェンシングの腕前は世界レベルで、変身時の武器もそれを模したローズサーベル。戦いでも男性メンバー顔負けの強さを発揮する。

ダイナマンの仲間 編集

夢野 久太郎(ゆめの きゅうたろう)
私財を投じて科学戦隊を結成した総司令。表向きは夢野発明センターを主宰するとぼけた発明おじさん。しかし、単なる科学者ではなく剣道の達人という一面も持ち、医学にも精通している。そして彼が誰にも明かさなかった秘密が物語終盤のキーである。戦隊シリーズでは初の組織に属さない民間人司令官である。

ジャシンカ帝国 編集

はるか古代に地球に落下した隕石に付着していた生命体が独自の進化を遂げた地底の居住者「有尾人(ゆうびじん)」の一族による帝国。卵生で卵から誕生し、その名のとおり尻尾を持ち、尻尾の数が多いほど階級が高い。尻尾の無い地上人を下等生物と見下し、人間に尻尾を生やす事も不可能とわかると、怪物のような外観をした巨大攻撃要塞グランギズモを居城とし、地上への侵攻を開始した。

首領・幹部 編集

帝王アトン(9本)
ジャシンカ帝国の支配者。普段はグランギズモ内の玉座に座っており、終盤まで出撃する事がなかった。帝王剣を使って、強大な妖力を発揮する。不老不死で超魔力を得られる伝説の10本尻尾になることを夢見ており、尻尾の数を増やすレトロ遺伝子の奪取に執念を燃やすが、ゼノビアとダークナイト(=メギド)の策略に嵌まって猜疑心が高まった事で結果的に忠臣のカー将軍を失う羽目となる。更にその夢は叶わず、第50話でダークナイトに扮するメギドと一騎討ちの果てに倒されるものの、メギドの成長を認め、ジャシンカの帝王の座を譲った。ダイナマンとは直接対決はしていない。
カー将軍(7本)
帝国一の科学者で、進化獣・メカシンカの製作を行い、メギド王子の教育係も務めている。尻尾の数こそメギドとキメラより多いが、2人を自分の上に立てている。また戦闘力も非常に高く、「軍神」の異名に恥じぬ攻撃でダイナマンを苦しめた。帝国への忠誠心は随一で、アトンから全幅の信頼を得ていたが、ゼノビアとダークナイトの策略に落ちて、謀反の濡れ衣を着せられてしまう。身の潔白を証明するため第49話でダイナマンに戦いを挑み、壮絶に散っていったが、彼がいなければ新たなメカシンカが作れない、巨大化もさせられないと、まさにジャシンカの柱石たる存在であり、彼の死を以ってジャシンカ帝国の地上征服の望みは、ほぼ潰えたと言っても過言ではない。死後、最後のメカシンカ・ファイアースフィンクスを作るための映像が発見され、最後まで帝国のために尽くしたその忠誠心をアトンから賞賛された。
デザインを担当した出渕は彼に娘が居るという「自己設定」のもとにイシリアというオリジナルキャラクターを後年の画集に納めている。
女将軍ゼノビア(7本)
第37話から登場した女将軍。妖魔力の使い手で、刃を宿した杖を武器に戦う。狡猾で奸智に長けた野心家であり、8年前にジャシンカ帝国の女王として君臨することを企てアトンを暗殺しようとしたが失敗、千年洞窟に投獄されていた。自力で脱獄し、改めてアトンに忠誠を誓ったが、その心中には今でも野心を宿しており、アトンに従う振りをしながら、ジャシンカの帝王の座を狙う。そのために邪魔なメギド王子を罠に陥れ、彼の尻尾を全て切って千年洞窟に落とした。レトロ遺伝子の存在を知った後はダークナイトと手を組み、アトンより先に10本尻尾になろうとした。しかしダークナイトに巧みに利用された揚句、第50話でレトロ遺伝子を浴びて10本尻尾となるが、その強力なパワーに耐え切れず、白骨化して絶命する。その一連の素振りからダークナイトがメギドである事に気付かなかったようである。
メギド王子(5本→4本→0本) / ダークナイト/若き帝王メギド
帝王アトンの息子。元は5本尻尾だったが、1話でダイナレッドに切り落とされ4本尻尾となり、以後はダイナレッドを執拗に狙う。「流れ星」という白馬に乗り、常に先頭に立って作戦を指揮する。真面目な性格で側近の死を悲しんだり(第8話)、スパイ有尾人夫婦をキメラの怒りから庇って弁護したりする(第31話)など部下を大事にする心根も持っているが、やや短慮で王子としての威厳に欠ける部分もある。しかし、コンピュータードラゴンの意思を奪う機械を作製しており、機械には精通している。ジャシン剣と呼ばれる剣を持ち、「ジャシン剣蝙蝠返し」という必殺技を使う。第38話で度重なる失敗につけ込んだゼノビアの謀略に嵌まり、アトンから罪人として見捨てられ、ゼノビアに残りの尻尾を全て切られた上に千年洞窟に幽閉されてしまう。
その後、ゼノビアや自分を見捨てた父アトン、そしてダイナレッドへの復讐を唯一の心の支えにしながら千年洞窟を自力で脱走。脱走後は黒いスーツを纏った闇の使者・ダークナイトとなって暗躍し、必殺技も「ダークナイト闇の舞」に変化した。千年洞窟に幽閉されていた中で偶然にも10本尻尾の秘密を知り、尻尾の数ではなく自分を鍛え、磨く事こそ重要であると悟る。レトロ遺伝子が明るみに出てからはそれを利用し、協力する振りをしながらゼノビアを死に追いやる。父アトンも一騎討ちで倒し、尻尾の数で人間の優劣が決まらないことを証明し、アトンの形見である帝王剣をキメラから手渡され、正式にジャシンカの新帝王となる。父の遺志を継いで地上征服の総仕上げとして最終話でダイナマンに決戦を挑み、1人で4人のダイナマンを圧倒するが、ダイナレッドに傷を負わされる。最期は科学剣・稲妻重力落としの前に敗れ、撃墜され爆発するグランギズモの中でキメラとともに互いの名を呼びあいながら最期を遂げた。
キメラとは違い変装術を使うことは滅多にないが、王子時代には第30話でピエロに化け、ダークナイト時代にも第44話で謎の老人に化けている。
王子時代にはキメラとは喧嘩友達に近い関係(ただし第20話や第31話では共闘している)だったが、結婚後は素直に愛情を示しており、最終決戦で自らが重傷を負い敗北を覚悟した際にはキメラだけでも逃がそうとしている。後年の出渕の画集には『ジャシンカ帝国初代「神聖」皇帝メギドと「女王」キメラ』という2人のオリジナルイラストが納められている。
王女キメラ(4本)/若き女王キメラ
第8話から登場。メギド王子のいとこ(母が帝王アトンの妹)で、4本の尻尾(花を象ったようにまとまっている)を持つ妖術使い。変装も得意で、カー将軍による将としての評価はメギドよりも高い。ダイナピンクの好敵手で、第20話では(相手は生身、自らは人間に化けた状態で)一騎討ちの名勝負を演じた。鞭に変形する赤いバトンを武器として戦い、そのバトンを使った「キメラ花隠れ」という瞬間移動もできる。黒いボディスーツに赤いを着用している。気の強い性格で、メギドとは事あるごとに反目し合っていたが、刑に服す瞬間は彼に同情した表情を見せている。また、後に父を倒し若き帝王となった彼を認め、妻となり、新女王となる。最終話でメギドから脱出するよう促されるがこれを拒否し、彼とともに死亡した。第29話では、子供向け番組でありながら1度だけ裸で水浴びをするシーンも披露、その際、ダイナブラックに服を奪われてしまうという失態を演じた。後年の出渕の画集に『ジャシンカ帝国初代「神聖」皇帝メギドと「女王」キメラ』としてオリジナルイラストが納められており、イベントでもファンから「キメラ描いてください」というリクエストが多かった、とその画集の中で明かしている。

その他 編集

進化獣
進化獣製造機プログレッサーに投入された「生命のスープ」が急速に進化した生命体。過大なダメージを受けることによって生命の危機を感じるとビッグバン・プログレスと呼称される細胞が急速に増加する現象によって、巨大化し「超進化獣」となる。この際、「ビッグバン・プログレス!超進化獣○○シンカ!」と呼称しながら巨大化、同時に脚部が太くなる。
進化獣誕生シークエンスのBGMは、ベルリオーズの『幻想交響曲』第5楽章より。
メカシンカ
「生命のスープ」をメカプログレッサーと呼ばれる製造機に投入することによって生物の遺伝子と金属元素を合成させた進化獣の強化版。ダイナマンの必殺技であるスーパーダイナマイトに耐えうる能力を持っている。バラバラになってもジャシンカ帝国の要塞グランギズモからカー将軍によって発射されるビッグバン・ビームの照射を受けることによって、「超メカシンカ」として復元・巨大化することができる。ただし最後のファイアースフィンクスだけは、カー将軍の死後でビッグバン・ビームの照射が不可能なために復元できず、これがジャシンカの敗因となった。
シッポ兵
ジャシンカ帝国でもっとも身分の低い一本尻尾の有尾人。「テール!」と叫びながら襲い掛かる。死ぬと全身が赤く光り尻尾を残して身体が溶け、その尻尾もすぐに消滅してしまう。武器は敵を痺れさせる効果を持つ剣。変身能力にも長けているが、驚いたりすると尻尾が飛び出して、正体が発覚してしまう。なお、第31話は人間に化けてスパイ活動をしていた夫婦の苦悩に、そのことを知らない子供の描写も絡めた力作となっている。また、未知の病原体に対しては、地上人の子供と同程度の免疫力しか持っていないという欠点を持っている(当時の子供向け資料によると、「あまりむずかしいことは考えられない」とあり、シッポ兵一般は知能が低いことや、細胞からクローン技術によって生み出されると記されている)。
親衛隊ギール
シッポ兵の中でも精鋭としてメギドの親衛隊として仕える。メギドからの信頼厚く、ギーラとの結束も強い。第8話で人食い花に捕らわれたギーラを救おうとするが、人食い花の捕食欲には、彼らでもなす術がなくギーラともども喰われてしまった。
親衛隊ギーラ
シッポ兵の中でも精鋭としてメギドの親衛隊として仕える。メギドからも信頼されていたが、第8話でダイナレッドのバイクに突き飛ばされ、不運にも人食い花の口に突っ込んでしまう。助けに入ったギールとともに抵抗虚しく喰われてしまった。
侍女ビルギス
ゼノビアの侍女として仕える女性シッポ兵。人間に変身することもできる。10本尻尾になる装置のオーバーヒートによって生じた爆風に飛ばされ、爆死した。

ダイナマンの装備・戦力 編集

共通装備・技 編集

ダイナブレス
ダイナマンの5人が装備している変身用のブレス。「ダイナマン」(単体の場合は自分のコード名)の発声とともにダイナブレスを胸にかざし、変身する。
ダイナロッド
腰にさげている基本装備の光線銃。グリップを伸ばすと短剣になる。劇中では主目的として設定されているレーザー銃としては用いられず、ロッドスパークなどの合同技を放ったり、火炎や電撃を発射する武器として使用されている。第14話ではショックビームを放ってジャシンカに操られている子供を眠らせた。
ロッドスパーク
ダイナロッドを合わせ、閃光を放つ。
ロッドビーム
ダイナロッドを一斉に放つ。
イナズマスパーク
5人で敵を囲い込んでダイナロッドを地面に突き刺し、一斉に光線を走らせる。
フライングアタック
5人でジャンプして一斉にダイナロッドで敵を突く。
マッハダッシュ
強化スーツのブーツからジェット噴射し、秒速100mの猛スピードで突進する。急停止も可能。この技の変則的な仕掛け方はトゲアリシンカにもかわせなかった。
ダイナパンチ
腕に力こぶを作り、強力なパンチを放つ。シッポ兵を一撃で粉砕する。全員共通の技だが、主にレッドが使う。
ダイナジャンプスカイハイ
強化スーツのブーツからジェット噴射し、空中を飛び回る。

個人武器・技 編集

ダイナレッド 編集

ダイナ剣
ダイナレッドが使う二刀流の。2本の剣を翼のように広げて斬りつける「夢の翼」、剣を交差させて放つ閃光で敵の目を眩ませる「クロススパーク」、エネルギーを集めたダイナ剣で敵を十文字に切り裂く「ドリーム返し」、渦の力を利用して敵を一刀両断する「竜巻剣」といった技がある。2本を柄で合体させて両剣として使用する事も可能で、それを使用した技として、ダイナ剣からエネルギーを放射する「ドリームギャラクシー」、全身から発した電流を剣から放電させてその際に発生した光で敵の目を晦ませる「ゴールデンスパーク」、その状態で剣を投げつける「ゴールデンスパークレッドアロー」等がある。
強磁性体であるため、強力な磁束で無力化されるのが欠点である。
レッドファイヤー
ダイナロッドから火炎を放つ。魔法戦隊マジレンジャーの魔法のレッドファイヤーとは別物。
マグナムスクエアーパンチ
空中でドリルのように回転しながら敵にダイナパンチを食らわせる。

ダイナブラック 編集

クロスカッター
ダイナブラックが使う2本のブーメラン。手に持って使うこともある。十字型に合体させると「ショットクロス」になる。2本のクロスカッターを交差させて、その光を敵に浴びせながら、X形になったエネルギーブーメランを投げる「ブーメランショック」、クロスカッターを空中で3つに分裂させる「分身クロスカッター」、ブーメランから光線を放つ「ブーメランシャワー」という技がある。
バトルテクター
肩、腕、足に装着する強化プロテクター。
ストロングシャワー
ジャンプして両手から特殊繊維の白い糸を無数に放ち、敵を絡め取る。
ブラックスターフラッシュ
ダイナロッドからエネルギーの光を放出し、敵の目を眩ませる。
流星キック
体をスピン回転させてのキック。
ブラック分身の術
ダイナブラックの得意技。分身して敵を翻弄する。トゲアリシンカに破られたこともあった。生身でも使用可能。
木の葉隠れ
枯葉や木の葉の下に隠れる。別名・木遁の術。
煙隠れ
煙幕を作り、地中に潜って敵を奇襲する。
八段蹴り
敵集団を、連続キックでなぎ倒していく。
忍法・脱力
無駄な動きを封じて全身の力を抜き、敵の攻撃を利用して反撃する。あらゆるエネルギーを吸い取るタコシンカに使用。
忍法厚揚げの舞い
厚揚げの幻を出現させる。厚揚げが好物のキツネシンカに使用、撹乱した。
変わり身の術
敵の攻撃をかわして、別の物を身代わりにする。
ブラックスパイク(本編未使用)
マキビシをばら撒く。

ダイナブルー 編集

ブルーフリスビー
投げつけたり、手に持って殴ったりして使うダイナブルー専用の、2枚のフライングディスク。盾としても使える。フリスビーを持って繰り出す「フリスビーパンチ」、フリスビーを投げてエネルギーの塊に変え、空中でスパークを起こす「スパークフリスビー」という技がある。
ジェットサーフィン
水陸両用のサーフボード。4つの車輪がついたソリのような形で、ジェットエンジンを搭載している。前部には無数のリボンを発射して敵を絡め取る「ブルーミラクルドラゴン」が装備されている。ジェットサーフィンに横たわり、猛スピードで走り回って敵を蹴散らす「ブルーサーフジェット」(トゲアリシンカに一度は攻略された)という技がある。
アタックボード
空も飛べるサーフボード。これを乗りこなして空中から体当たりする「ブルー魚雷タイフーン」という技がある。
ブルー水竜巻
空気中の水素を利用し、ダイナロッドから水竜巻を放つ。
空中三角飛び
第43話で星川との過酷な特訓の末に身に着けた技。大ジャンプで壁を蹴り、その反動を利用して敵に「ブルー稲妻キック」を食らわす。
ツイストキック
きりもみしながら空中からキックする。

ダイナイエロー 編集

チェーンクラッシャー
ダイナイエローが使う2個のトゲつき鎖鉄球。振り回して使う。腕に装着してパンチを放つ「イエローボンバー」、その急降下版「フライングボンバー」、回転パンチ版「スクリューボンバー」、鉄球にエネルギーを集中させて攻撃する「イエロー電光ボール」(トゲアリシンカに一度は攻略された)、高速回転しながら鉄球で敵を殴りつける「イエロースクリューアタック」、鉄球を大きくして投げつける「イエロービッグボール」(第19話で使用)といった技がある。
イエロー雷光落とし
静電気を集中させ、ダイナロッドから雷を放つ。
イエローアタック
突進攻撃。
イエローグランドダイビング
空中から飛びかかり、両手を広げて敵を押しつぶす。
イエローダイビングパンチ
空中で回転しながら急降下パンチを食らわす。

ダイナピンク 編集

ローズサーベル
ダイナピンクが使う柄の部分にバラのついたサーベル(形状としてはフェンシングでも使われるエペ)。敵の胸を突いて運動神経を麻痺させて動きを封じる「ピンクハートブレイクショット」、閃光を発して敵の目を眩ませる「サーベルフラッシュ」、サーベルにエネルギーを集中させて空中回転して敵に体当たりする「ピンクスワンサーベルフラッシュ」、太陽光をサーベルに反射させて敵の目を眩ませてから攻撃する「サンシャインサーベルマジック」、きりもみ回転しながら攻撃する「ピンクサーベル竜巻」など、ピンク自身のフェンシングの腕前を遺憾なく発揮した技を繰り出す。
フラワーシールド
ダイナピンクが使うバラのついた円形の盾。一部パーツを高速回転させる事でガス等を防ぐ。
バラフィナーレ
ローズサーベルの柄やフラワーシールドに付いているバラの花型高性能爆弾。空中回転しながら周囲にバラフィナーレをばら撒く「ピンクフラワーカーニバル」という技がある。
ピンクショッキングメロディー
ダイナロッドから超音波を放ち、敵の鼓膜を破る。相手が耳栓をつけて対抗した事でかわされたこともあった。

合体技・必殺技 編集

スーパーダイナマイト
ダイナマンの5人が竜巻状に集まりながら1つの巨大な火の玉(映像的には光の玉)となって突撃し、進化獣を爆破して倒す必殺技。
ニュースーパーダイナマイト
スーパーダイナマイトが第34話のメカシンカの登場で破られ、危機感を抱いたダイナマンの5人が、夢野博士の猛特訓に耐えた末に編み出した新必殺技。合体時に5人同時にジャンプ(レッド以外の4人はきりもみ回転ジャンプ)を行い、レッドの両腕に他の4人が掴まり、レッドを中心に5人が大回転して燃え盛る巨大な火の玉となり(こちらは本当に「燃えて」いる)、メカシンカに体当たりする。破壊力は「スーパーダイナマイト」を上回っており、メカシンカは胴体を貫かれた後バラバラになる。第36話から使用した。
ダイナキック
5人が連続して跳び蹴りを決める。主にスーパーダイナマイト及びニュー・スーパーダイナマイトへ繋ぐために使用。
ストロボ戦法
ヤモリシンカのヤモリフラッシュを破った戦法。
フェードバックセミシグレ
セミシンカの超音波セミシグレ対策として使用。5人で敵を囲み、5つのパラソル型集約機で、超音波を反射させる。

メカニック 編集

ダイジュピター
  • 全長:87m
  • 重量:1260t
  • 最高走行速度:270km/h
  • 最高飛行速度:マッハ6
ダイナマッハ、ダイナギャリー、ダイナモビルを格納する巨大空母。両翼のミサイル砲が主武器。
ダイナマッハ
  • 全長:6m
  • 重量:8t
  • 最高速度:マッハ10
ダイナレッドの乗る戦闘機。マッハレーザーとマッハバルカンを装備。ダイナロボの頭になる。
ダイナモビル
  • 全長:24.5m
  • 重量:292t
  • 最高速度:350km/h
ダイナブラックとダイナブルーが乗る巨大四輪戦車。主武器はモビルミサイル。飛行も可能だが、その際四輪部分はなぜかオミットされる。ダイナロボの腕、ボディになる。
ダイナギャリー
  • 全長:29.5m
  • 重量:950t
  • 最高速度:140km/h
ダイナイエローとダイナピンクが乗る大型トレーラー。ミサイルを装備。ダイナロボの脚部になる。劇中には登場しなかったが、ギャリー上部にマッハ、モビルを乗せることができる。
ダイナファルコン
  • 全長:2m
  • 重量:300kg
  • 最高速度:300km/h
ダイナレッド専用のバイク。
ダイナマシーン
  • 全長:3.9m
  • 重量:880kg
  • 最高速度:260km/h
ダイナレッド以外の4人が乗る四輪駆動車(ベースはスズキ・ジムニー)。ミサイルを装備。


ダイナロボ 編集

  • 全高:53m
  • 重量:1250t
  • 装甲:ダイナメタル製

第1話より登場。ダイナマッハ、ダイナモビル、ダイナギャリーが「合体、グランドスラム!」の合図で合体した巨大ロボット。夢野博士が作り上げた。


武装
科学剣
ダイナメタル合金製の剣。
ダイナシールド
ダイナメタル合金製の盾。
ダイナブーメラン
剣のように扱うことで接近戦も可能なブーメラン。
ビートハンマー
トゲ付きの鎖鉄球が付いた巨大なハンマー。
ファイヤードラゴン
巨大なスパイクが付いた鉄球。ドラゴンファイヤーと呼ばれることもある。
必殺技
科学剣・稲妻重力落とし
ダイナミックジャンプで大空高くジャンプし、そこから落下する勢いで相手を叩き斬る(初期のみ剣から放たれるフラッシュ光線)必殺技。この技は非常に強力で、作中を通じて1度も破られることなく超進化獣、超メカシンカを倒し続け、最終回ではジャシンカ帝国の移動要塞でもある本拠地のグランギズモ(全長1km超)を一撃で叩き斬った。
その他の技
ダイナナックル
拳を飛ばして攻撃する。
ナックルボンバー
両手を赤熱化させて光のリングを作り出し、敵に放つ。
竜巻パンチ
両手を前に突き出してジャンプし、突進する。
ダイナフラッシュ
胸から光線を放つ。
ダイナレーザー
ゴーグルからレーザーを放つ。シソチョウシンカに使用。
ダイナシャワー
ゴーグルから水をまいて消火する。第7話で使用。
ダイナバリア
催眠術を使うカエルシンカに使用した鏡状のものと、セミシンカのセミシグレを防いだ全身を包むタイプがある。
ハンマーパンチ
ビートハンマーで後頭部を叩く攻撃技。
透視光線
ゴーグルから放つ光線で、隠れた敵を探し出す。地中に隠れたトゲアリシンカを探した。
フルパワー
全身を発光させて、パワーを増大させる。第34話で使用。
ダイナロボ大回転
高速スピンをする事によって、ドクガスイタチのガスを跳ね返した。
科学剣・ソーラー返し
ヒトデシンカのソーラービームを跳ね返した。

ジャシンカの戦力 編集

ギズモスキート
  • 全長:10.3m 全高:4.1m 全幅:12.6 最高速度:マッハ6.2
グランギズモの口から出撃する小型戦闘機。単座式で機体前方から光線を発射する。
グランギズモ
  • 全長:1027.8m 全幅:695.2m 重量:197200t
ジャシンカ帝国の拠点となる怪物のような外観の移動要塞。最終回で地上に姿を現すが、科学剣・稲妻重力落としによる一撃の前に敗れ、その墜落炎上を以って戦いは終わりを告げた。

キャスト 編集

レギュラー 編集

ゲスト 編集

スーツアクター 編集

スタッフ 編集

音楽 編集

前作『大戦隊ゴーグルファイブ』までのスーパー戦隊シリーズを担当した作曲家渡辺宙明が同じ東映のメタルヒーローシリーズに移行したため、京建輔が音楽が担当する事になった。

主題歌 編集

オープニングテーマ 編集

「科学戦隊ダイナマン」
番組のオープニングでは、連続する爆発の映像とともに流れる。効果音として琵琶の撥音や拍子木を模したクラベスなど和楽器を意識した音が入っているのが特徴。これは京建輔が先に参加していた『快傑ズバット』と同様のスタイルであり、劇中においては一部の楽曲が同作から流用されている。
前作『大戦隊ゴーグルファイブ』から導入された番組のタイトルコールはこおろぎ'73によるもので、レコードサイズにも同様に挿入されている(コールの入るタイミングはTV版とは異なる)。戦隊シリーズでは番組キャストによるコールが主流のため、ダイナマン以後、このスタイルはコーラスがタイトルコールを兼ねている『忍者戦隊カクレンジャー』のOP「シークレット カクレンジャー」の一例のみである。

エンディングテーマ 編集

「夢をかなえてダイナマン」
  • 作詞:小池一夫 / 作曲・編曲:京建輔 / 歌:MoJo、こおろぎ'73
番組のエンディング映像は、前奏のジャシンカ帝国の映像部分が物語の進行とともに変化していく。
放送中の1983年10月に発売された企画LP「スーパーギャルズメモリー」には、立花レイ役の萩原佐代子が歌ったアコースティックバージョンが収録されている。
  • 同じテレビ朝日系列で同年(1983年)に放送が開始された番組『ウソップランド』の1コーナー、「夜の少年ドラマ・バロムI(ばろむ・あい)」にも、オープニングテーマ/エンディングテーマともに劇中へ流用されている。

挿入歌 編集

本作の挿入歌は、従来のようなボーカルアルバム(ヒット曲集)ではなく、BGMとの併録で「音楽集」としてされた。また、MoJoが全曲を歌ったほか、本名の「富田伊知郎」名義で作曲も行っている。

「待っていたんだダイナマン」
  • 作詞:砂原十吾 / 作曲・編曲:京建輔 / 歌:MoJo、こおろぎ'73
「炎の戦士 〜FIRE CREW〜」
「俺のハートは夢じかけ」
  • 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:京建輔 / 歌:MoJo
百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では、「技の戦士(イエローライオンまで)」紹介時の挿入歌として使用されている。
「白昼(まひる)の嵐 〜BOMBER TWIST〜」
  • 作詞:さがらよしあき / 作曲:富田伊知郎 / 編曲:吉村浩二 / 歌:MoJo
「スーパーダイナマイト」
  • 作詞:曽田博久 / 作曲・編曲:京建輔 / 歌:MoJo
「ゴーゴーダイナロボ」
  • 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:京建輔 / 歌:MoJo
「エンドレスウェイ」
  • 作詞:さがらよしあき / 作曲:富田伊知郎 / 編曲:吉村浩二 / 歌:MoJo、こおろぎ'73

CMの背景音楽 編集

バトルフィーバーJ』から前作『大戦隊ゴーグルファイブ』までは、CMの背景音楽として番組のオープニング主題歌(インストゥルメンタルまたはカラオケ)を使用していたが、『ダイナマン』以降はバンダイCM独自のものを使用するようになった。なお、後年の『星獣戦隊ギンガマン』以降は番組の音楽担当者による専用BGMが作られ、『爆竜戦隊アバレンジャー』を除きCDアルバムのボーナストラックとして収録されている。『電磁戦隊メガレンジャー』(デルタメガ、メガボイジャー、メガウィンガー)や『星獣戦隊ギンガマン』(ギンガイオー、ブルタウラス)、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』(ゲキトージャ)などのように、本編の挿入歌とは別に独自のCMソングを製作しているものもある。

「DX超合金ダイナロボ」のCMは、小学館刊行『30大スーパー戦隊超全集』同梱付録プレミアDVD内の「おもちゃCF集」(30秒版)やプレイディアの「超合金 SELECTIONS」(15秒版)に収録されている。

放映リスト 編集

放送日話数サブタイトル登場怪人スタッフ
1983年2月5日1有尾人一族の挑戦 カニシンカ(声:西尾徳監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1983年2月12日2夢を追う戦士たち サイシンカ(声:依田英助
1983年2月19日3コウモリ地獄飛行 コウモリシンカ(声:西尾徳) 監督:山田稔
脚本:曽田博久
1983年2月26日4ゴロゴロ化石人間 サンヨウチュウシンカ(声:依田英助)
1983年3月5日5進化獣のこわい夢 バクシンカ(声:丸山詠二
幽霊戦士
監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1983年3月12日6死闘! 毒蛇の魔境 ヘビシンカ(声:依田英助) 監督:服部和史
脚本:三木孝祐
1983年3月19日7東京火の海作戦! カイメンシンカ(声:西尾徳) 監督:服部和史
脚本:鷺山京子
1983年3月26日8悪の花 王女キメラ チョウシンカ(声:西尾徳)
人食い花
監督:山田稔
脚本:曽田博久
1983年4月2日9決死の爆弾レース サソリシンカ(声:依田英助)
1983年4月9日10宇宙からの侵入者 タコシンカ(声:西尾徳) 監督:東條昭平
脚本:寺田憲史
1983年4月16日11魚が人間を襲う日 イルカシンカ(声:依田英助)
1983年4月23日12狙われた血液銀行 ノミシンカ(声:依田英助) 監督:服部和史
脚本:松本功
1983年4月30日13さらわれた花嫁 カエルシンカ(声:丸山詠二) 監督:服部和史
脚本:鷺山京子
1983年5月7日14突撃チョロッポ兵 ゲンゴロウシンカ(声:大宮悌二監督:山田稔
脚本:寺田憲史
1983年5月14日15忍術対キメラ妖術 ヤモリシンカ(声:西尾徳) 監督:山田稔
脚本:曽田博久
1983年5月21日16阿蘇山大爆発作戦 シソチョウシンカ(声:依田英助) 監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1983年5月28日17恐怖! 九州大地震 キョウリュウシンカ(声:西尾徳)
1983年6月4日18東京を襲う大津波 エイシンカ(声:依田英助) 監督:山田稔
脚本:鷺山京子
1983年6月11日19導火線は赤い毒花 ヤマアラシシンカ(声:依田英助) 監督:山田稔
脚本:松本功
1983年6月18日20追え! 天草の太陽 イカシンカ(声:依田英助) 監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1983年6月25日21怒りの北斗必殺剣 ワニシンカ(声:西尾徳) 監督:服部和史
脚本:曽田博久
1983年7月2日22いたずら大戦争! ネコシンカ(声:依田英助) 監督:服部和史
脚本:山中伊知郎
1983年7月9日23人間ナメクジ作戦 ナメクジシンカ(声:依田英助) 監督:東條昭平
脚本:鷺山京子
1983年7月16日24恐怖の彗星大接近 キツネシンカ(声:依田英助)
偽ダイナマン
監督:東條昭平
脚本:吉田竣売
1983年7月23日25謎のゲラゲラ地獄 ハチシンカ(声:依田英助) 監督:山田稔
脚本:吉田竣売
1983年7月30日26激闘! 太陽の灯台 ヒトデシンカ(声:依田英助) 監督:山田稔
脚本:松本功
1983年8月6日27死の音セミシグレ セミシンカ(声:丸山詠二) 監督:山田稔
脚本:寺田憲史
1983年8月13日28敵はガリ勉進化獣 トゲアリシンカ(声:依田英助) 監督:東條昭平
脚本:寺田憲史
1983年8月20日29キメラの呪いの服 サボテンシンカ(声:丸山詠二) 監督:山田稔
脚本:曽田博久
1983年8月27日30人形人間を救え! ヤブカシンカ(声:西尾徳)
人形殺し屋部隊
監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1983年9月3日31スパイ有尾人の罠 カマキリシンカ(声:丸山詠二) 監督:堀長文
脚本:曽田博久
1983年9月10日32消えたパワーガン クモシンカ(声:依田英助) (映画の再編集版)
1983年9月17日33レッドになれない マンモスシンカ(声:依田英助) 監督:堀長文
脚本:曽田博久
1983年9月24日34強敵! メカシンカ ミサイルザリガニ(声:丸山詠二) 監督:服部和史
脚本:曽田博久
1983年10月1日35新必殺技を求めて ギロチントカゲ(声:依田英助)
1983年10月8日36出たぞ! 必殺技! マシンガンジャガー(声:依田英助) 監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1983年10月15日37女将軍ゼノビア エレキウナギ(声:西尾徳)
1983年10月22日38若返れ! 天才頭脳 ヨロイローズ(声:西尾徳) 監督:山田稔
脚本:曽田博久
1983年10月29日39抱け! 有尾人の卵 レーザーホーク(声:丸山詠二)
1983年11月5日40爆発! 無言の怒り ワープロアルマジロ(声:依田英助)
1983年11月12日41闇に消えた暴走族 ドリルホース→ドリルペガサス(声:西尾徳) 監督:堀長文
脚本:松本功
1983年11月19日42挑戦ダークナイト マサカリベアー(声:依田英助) 監督:堀長文
脚本:曽田博久
1983年11月26日43島! 君は青い稲妻 ロケットタイガー(声:西尾徳) 監督:山田稔
脚本:曽田博久
1983年12月3日44爆発! マグマ爆弾 ショベルコング(声:依田英助) 監督:山田稔
脚本:松本功
1983年12月10日45ママはゼノビア? レインボーカメレオン(声:依田英助) 監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1983年12月17日46愛を貫くサーベル ジェットムササビ(声:西尾徳) 監督:東條昭平
脚本:鷺山京子
1983年12月24日47悪の願い十本尻尾 ドクガスイタチ(声:依田英助) 監督:服部和史
脚本:曽田博久
1984年1月7日48夢野博士の大秘密 ブーメランジャッカル(声:丸山詠二)
1984年1月14日49カー将軍の最期 コンピュータードラゴン(声:依田英助) 監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1984年1月21日50よみがえった強敵 ファイヤースフィンクス(声:丸山詠二)
1984年1月28日51明日をかけた戦い
83年12月31日は大晦日特番の為休止。

視聴率 編集

  • 最高視聴率:16.9%(初回、スーパー戦隊シリーズ歴代4位)

ビデオリサーチ調べ、関東地区

劇場版 編集

科学戦隊ダイナマン
1983年3月12日公開。東映まんがまつりの一編として上映された。撮影は画面の横縦比4:3のスタンダードサイズで行われたが、完成作品は画面の上下をカットしたレターボックスサイズとなっている。公開後、画面をスタンダードサイズに戻して再編集した短縮版がテレビシリーズ32話として放送された。
  • 監督:東條昭平
  • 脚本:曽田博久
  • 登場怪人:クモシンカ

放映ネット局 編集

映像ソフト化 編集

  • ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)が東映ビデオよりリリースされたが、10巻・36話までで打ち切られた。
  • 2007年11月21日から2008年3月21日にかけて初の全話収録となるDVDが東映ビデオより発売された。全5巻の各2枚組で各巻10話(Vol.5のみ11話)収録。
  • 劇場版がビデオ(VHS、セル・レンタル共通)や、2003年7月21日発売の「スーパー戦隊 THE MOVIE BOX」及び、2004年7月21日発売の「スーパー戦隊 THE MOVIE VOl.2」、「スーパー戦隊 THE MOVIE Blu-ray BOX 1976-1995」(2011年6月21日発売予定に収録されている。

ポピーからバンダイへの移行 編集

本作の放送時期は、スポンサーのポピーが、親会社のバンダイに合併された時期にあたる。同時期にポピー=バンダイがスポンサードしていた番組には、本作と同じく東映制作・テレビ朝日放送の『宇宙刑事シャリバン』や『バッテンロボ丸』(フジテレビ系)、ロボットアニメ『光速電神アルベガス』(東映、東映動画(現・東映アニメーション)(製作協力)、テレビ東京系)があった。社名移行時期の提供テロップには「ポピー」「バンダイ」(合併後、1985年の初めごろまでは、小さめのロゴマークと英語マークによるもの)と並んで表示されていた。

パッケージについて 編集

「DX超合金 ダイナインボックス ダイナロボ」や「ビッグスケール ダイジュピター」のパッケージは4種類ある。第1期は従来の「ポピー」ロゴが入ったバージョン、第2期がその下に「バンダイ」ロゴを追加したものになり、第3期でパッケージ色をエメラルドグリーンからイエローグリーンに変更、第4期ではパッケージを全面変更し、新たなCIロゴが入ったものになった。同時期の「シャリバン」でも同様の変更が行われた。

DX戦隊ロボのパッケージが大きく変化するのは、他にはオーレンジャーデカレンジャーなどの例があるが、2008年現在、極めて異例である。また、『超獣戦隊ライブマン』を放送中の1988年、「スーパー戦隊10周年完全復刻シリーズ」(このころはゴレンジャージャッカーはスーパー戦隊シリーズにカウントされていなかった)として、「完全復刻」のシールを貼付し、CIの入った第4期バージョンを復刻発売している。

脚注 編集

  1. ゴーグルV・ダイナマン・バイオマン大全
  2. マーチャンダイジングライツレポート1982年12月号
  3. トイジャーナル1984年3月号
  4. 2007年.特撮ニュータイプ8月号のインタビューより

外部リンク 編集

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