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スーパー戦隊シリーズ > 鳥人戦隊ジェットマン
鳥人戦隊ジェットマン
ジャンル 特撮テレビドラマ
放送時間 金曜 17:30 - 17:55(25分)
放送期間 1991年2月15日 - 1992年2月14日
(全51回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
監督 雨宮慶太
原作 八手三郎
脚本 井上敏樹
プロデューサー 宇都宮恭三梶淳(テレビ朝日)
鈴木武幸(東映)
出演者 田中弘太郎
岸田里佳
成瀬富久
内田さゆり
若松俊秀
三輝みきこ
舘大介
オープニング 「鳥人戦隊ジェットマン」
歌:影山ヒロノブ
エンディング 「こころはタマゴ」
歌:影山ヒロノブ

特記事項:
スーパー戦隊シリーズ」 第15作


鳥人戦隊ジェットマン』(ちょうじんせんたいジェットマン)は、1991年(平成3年)2月15日から1992年(平成4年)2月14日までテレビ朝日系列で毎週金曜17:30 - 17:55 (JST) に全51話が放送された東映制作の特撮テレビドラマと、作中で主人公たちが変身するヒーローの名称である。『スーパー戦隊シリーズ』第15作にあたる。

あらすじ[]

西暦199X年、地球は衛星軌道上に24時間体制で世界中を監視する「アース・シップ」を有す世界規模の防衛組織・地球防衛軍スカイフォースによって平和が守られていた。そのスカイフォースでは、ある鉱石より人間の身体能力を強化することの出来る"バードニックウェーブ"が開発され、それを元に人間の力では対応できないような脅威にも対抗できる超人戦士を作り出そうという「Jプロジェクト」が極秘に進行していた。

プロジェクト責任者の小田切綾は、犯罪や災害が起こると派遣される地上の隊員「スカイフォーサー」の中から5名の優秀な人物を選抜。天堂竜は最初の被験者としてアース・シップでバードニックウェーブを浴び、強化人間「ジェットマン」第一号レッドホークへの変身能力を身に着けた。

しかしその直後、さまざまな次元の世界を侵略してきた次元戦団バイラムの襲撃により、アース・シップは壊滅的な被害を受けてしまう。多くの犠牲者が出る最中、唯一脱出艇まで逃げ延びたのはプロジェクト責任者の小田切綾、Jプロジェクト一号被験者・天堂竜。そして竜の恋人で、次にバードニック・ウェーブを浴びる予定だった藍リエの三人。しかし脱出直前でリエは宇宙空間へと消えていった。

爆発するアース・シップ、リエを含む残りの被験者が浴びる筈だった4人分のバードニックウェーブは地球へ4条の稲妻となって飛散。唯一アース・シップより脱出した小田切と竜は、バードニックウェーブを浴びてしまった4名を捜し出し、「鳥人戦隊ジェットマン」としてバイラムに立ち向かわせようとしたが、その4人はいずれも一筋縄ではいかない曲者揃い。彼らは戦いの中で時には反目し、時には恋心を抱きながら、バイラムとの戦いに互いの青春を燃やしていく。

概要[]

視聴率不振だった前作の『地球戦隊ファイブマン』での反省を踏まえ、マンネリ化打破、更には若手中心のキャスティングを取り入れ、3号ロボ登場等の革新を取り入れる等、シリーズ打ち切りの窮地に立たされていたスーパー戦隊シリーズ自体が更なる転機(ターニングポイント)を迎えた作品。 戦隊のモチーフとなっているのは鳥で『科学忍者隊ガッチャマン』の作風を随所に取り入れた。 スーツカラー・ジェットホークを含む5機の戦闘機・5人が翼を使って飛ぶ描写・主人公とサブリーダーのライバル関係等、『ガッチャマン』と似ている点が多数見受けられ、5種の鳥のモチーフもほぼ『ガッチャマン』と同じであり、ある意味実写版『ガッチャマン』とも言える。ただし、「鷲」が「鷹(ホーク)」、「みみずく」が「ふくろう」に変更されている(ただし英語のowlに両者の区別はない)。

タイトルも決定までには度重なる変更がなされており、オーディション当時の仮題はもっとストレートな『超人戦隊バードマン』とされていたことが、ブラックコンドル / 結城凱を演じた若松俊秀の回想の中で語られている[1]。ジェットイカロスの剣である「バードニックセイバー」とジェットマンになるための力である「バードニックウェーブ」に名残がある。またメイン監督の雨宮慶太は、放映開始前のニュータイプ誌上で「現在、戦隊シリーズ新作『ジャンプマン(仮題)』の準備をしている」と語っている。

前作では、後半こそ持ち直したものの一時は著しい視聴率不振に陥り、スポンサーの反対を省みずにシリーズそのものの打ち切りが危惧されていた。この主因を「長期シリーズには避けられないマンネリ」にあるとみた東映プロデューサー鈴木武幸は、本作品で「戦隊」の革新を試みた。

特徴[]

当時の戦隊制作現場について東映の白倉伸一郎は「『地球戦隊ファイブマン』から『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のころまでは戦隊シリーズは毎年打ち切り覚悟で制作されていた」と近年証言していたり、鈴木武幸プロデューサーが雨宮慶太に監督をオファーしたとき「戦隊シリーズはこれ(『ジェットマン』)が最後になるかもしれない」と漏らすなど、『高速戦隊ターボレンジャー』のころから徐々に続く視聴率低下が戦隊シリーズ打ち切りの危機を招きつつあった。ただし『ファイブマン』後半では高年齢層向けの様々な策で視聴率が前半より向上したことを踏まえて、設定や世界観の構築においても革新的な要素をより多く取り込み、戦隊シリーズの新しい可能性を模索した作品が制作されることになった。

設定面

「あらすじ」にもあるように、人間の身体能力を強化する"バードニックウェーブ"を浴びた者がジェットマンに変身することができるという設定である。当初から正規メンバーなのはレッドホークの天堂竜のみで、他の4人はバイラム襲撃による事故で偶然バードニックウェーブを浴びた民間人であり、最初の3話分はまず竜以外の4人を捜すところから始まる。そのため、本作は戦隊シリーズとしては初めて「第1話に変身後のメンバーが全員登場しない」作品となっている。

スーツカラーはレッド、ブラック、イエロー、ホワイト、ブルー。当初から5人編成の戦隊としては初のピンクがいない戦隊と言える。ただしホワイトスワンのスーツは、他の4人のスーツの白い部分にピンクが使われている。

また、前2作に登場した要塞型ロボに代わる新要素として「サポートロボ」が新たに導入されたのも本作からである。同時に、既存のロボの武装として運用されるロボとしてもシリーズ初で、後の戦隊ロボのあり方に大きな影響を与えている。

作劇面

作品を語るうえで欠かせないものとしては、「変身後も本名で呼び合う行為」を全編を通して行ったことが挙げられる。『地球戦隊ファイブマン』後半から取り入れられてはいた[2]が、あくまで彼ら5人が「兄妹」だったためと推測される。当作品も脚本段階では以前のように「変身後はコードネームで呼び合う」予定だった。しかし、田中弘太郎若松俊秀をはじめとする出演者達が「これでは不自然」と変更させたという。これはシリーズそのものにも大きな影響を与え、変身後も本名で呼ぶ作品がこれ以後シリーズの主流へと変わっていった。ただ先に挙げたような複雑な人間模様を戦闘シーンでは必ずしも再現できたとは言いがたく、後続の作品ではこの反省を元にした演出が模索されていく。

ドラマ性を重視したため、メインライターの井上が周囲に根回ししたうえで「全員が一度も変身せずに終わるシナリオ」を書いたが、スポンサーの反対により結局不採用になり、戦闘シーンを急遽付け加えた回(第22話)もある。「全員が一度も変身せずに終わる話」はその後、『五星戦隊ダイレンジャー』などで実現している。ただし、これらの作品では「自分の意思で変身しない」のではなく「変身したくてもできない」状況のうえで成立しているものとなっている。また、敵との戦闘シーンを急遽付け加えた回は『獣拳戦隊ゲキレンジャー』にも存在する。

「戦うトレンディドラマ」

本作品では、これまで戦隊シリーズの中でほとんど排除されていた「男女混合チームの中での恋愛模様」を描いただけでなく、それを物語の中心に持ってきたことが大きな特徴である。鈴木武幸によると、これはかつて彼が手がけた『闘将ダイモス』での経験を生かして、恋愛で高年齢層を取り込む狙いだったようである[3]

恋愛要素は『光戦隊マスクマン』でも描かれたが主人公に焦点が集まりすぎてしまったと指摘もあり、本作は『マスクマン』の反省を元にしながら、恋愛要素を更に推し進めて打ち出したとも言える。 具体的にはホワイトスワン・鹿鳴館香に対し、ブラックコンドル・結城凱とイエローオウル・大石雷太が恋愛感情を抱く→しかし、香はレッドホーク・天堂竜に好感情→だが、竜は洗脳されて敵組織「次元戦団バイラム」の幹部マリアとなったかつての同僚にして恋人・藍リエが忘れられない、という四角関係がストーリーの重要な部分を占めていた。これによってそれまでの戦隊に見られなかったメンバー間の愛憎劇と、チーム崩壊寸前の危機が度々描かれるようになった。

その一方で恋愛絡み以外の回では、従来通りの戦隊シリーズを彷彿とさせるコメディものが大半を占めていた。

後の『海賊戦隊ゴーカイジャー』のED歌詞では「トレンディ」が強調された。

敵組織の内部抗争

敵役であるバイラムにおいても、それまでのシリーズとは違い、圧倒的な力を持つボスが存在せず四幹部が個々に競合しながら組織内での支配権の優越を得ようと画策する組織となっており、本来ならばそれにあたるはずの女帝ジューザは、中盤で登場して僅か2話で倒される形となっている。また中盤より、自ら支配者と名乗ったトランザに対しても、他の幹部達は表面上では従う様に見せかけ、本心は敵対していて、あくまで互いが対等の立場と云った展開が採られている。

組織内での対立はこれまでの作品でも何度か見られたものだが、本作では年間を通して幹部達の対立構造を引っ張っており、結果的にジューザとトランザとの決戦に際し、「ヒーローと悪役の協力攻撃」という、これまでのシリーズではあまり見られなかった展開を生むこととなる。

演出面

ドラマ性を重視した演出が目立つ作品であるが、工事中のビル内を飛行するジェットホークや模型と着ぐるみを一瞬で入れ替えるジェットイカロスの合体シーンなど斬新な特撮も多く、特に従来の戦隊よりも巨大ロボットの活躍に比重が置かれたことで玩具の売り上げも高い結果を残し、後続作品に登場する守護獣や気伝獣等の演出に大きな影響を与えている。

また、ドラマ性の重視からか、必ずしも毎回全員が変身するわけではなく、戦闘時に何人かが欠けていることが度々あったのも特徴である。例えば、ブラックコンドルとブルースワローが第1話ではバードニックウェーブを浴びるシーンがあるのみで登場すらしなかったのをはじめ、第27話、第49話など、戦闘力で劣るホワイトスワンが後方支援に回る回も多かった。これについては戦隊シリーズで常に中心的存在のレッドホークも例外ではなく(第49話では1度も変身していない)、最終的に全話で変身したのは実はイエローオウルのみとなっている。メカニックも最初の巨大メカのイカロスハーケンが登場するのは第5話であり、ロボットのジェットイカロスは第6話からの登場になる(ロボットが第6話からの理由は着ぐるみの制作が遅れていたという説もある)。毎回のように巨大ロボ戦にならないと言うのも特徴の一つと言える。本作では決め技ではないもので倒される傾向が多い。

ロボット戦で大ダメージを受けるとジェットマン達の変身が解ける事が多々ある。

その他

シリーズ初となる女性司令官の登場や、現行戦隊に取って代わろうとする新組織が身内から現れるといった展開、正邪のレギュラーのドラマが前面に出たこと、前後篇など連続したストーリーが多数見られたことなどから、一般怪人が30体程しかいないという点も特筆すべき点に挙げられる。怪人が少ないという傾向は翌々年まで続いた。

最終回は、戦いのシーンはAパートのみで、Bパート部分では戦いが終わって3年後の元ジェットマン達を描いている。

キャスティング[]

制作サイドの中で、戦隊を革新するという気風が高まっていたことはこれまでにも述べられた通りだが、キャストについても例外ではなく、「変身後も本名で呼び合う行為」などといった要素など、主演の田中弘太郎らを始めとするキャストからの意見や提案が採用されたものも少なくはない。

また、凱の因縁のライバルであるグレイは、日下秀昭がスーツアクターのみならず声も兼任。それまでにも『地球戦隊ファイブマン』などで顔出しでの出演経験のある日下だが、本作品でも寡黙で理知的なロボットという役柄を演じきっている。

当時はカメラテストとして、翌年の作品に出演する俳優がゲスト出演するというケースがいくつか見られるが、本作品でも裏次元戦士のダン役を演じた藤原秀樹とネオジェットマンのJ1役を演じた望月祐多の2人が、翌年の『恐竜戦隊ジュウレンジャー』で主役として出演を果たしている。

かつて舞台俳優として活動し、その後声優に転向した垂木勉がナレーターを担当。放映開始当時32歳で、小野田英一(『超新星フラッシュマン』)、宮田浩徳(『五星戦隊ダイレンジャー』)と並ぶ戦隊担当ナレーターの最年少である。垂木はこの作品をきっかけに、多くの番組でナレーションを務めるようになった。

また本作で監督を務めた東條昭平やスーツアクターの新堀和男大藤直樹が最終回でカメオ出演している。

スタッフ[]

メイン監督には前作まで4年連続担当の長石多可男に代わり、キャラクターデザイナーとしても有名な映画監督・雨宮慶太を起用。また矢島信男に代わり、『地球戦隊ファイブマン』から特撮監督に就いた佛田洋や、当時チーフ助監督として参加し、本作品の終盤にて非公式ながら監督を代行した渡辺勝也などと合わせ世代交代が図られた。第30話からは後に『平成仮面ライダーシリーズ』を多く手掛けることとなる白倉伸一郎プロデューサーがプロデューサー補として参加。

世代交代は脚本面にもおよんでおり、メインライターは前作まで9年連続担当の曽田博久に代わり、若手の実力派として台頭してきた井上敏樹が起用されている。鈴木プロデューサーによれば、井上敏樹をメインライターに据えることに対し、当初テレビ朝日の宇都宮恭三プロデューサーより「あんな生意気なやつに」と難色を示されたという。これに対して鈴木は「酒を飲んで話せば彼も悪い人間じゃない」と「井上君を囲む会」を設け、調整を図ったという。この他荒川稔久荒木憲一をはじめとするサブライター陣にも、当時若手の脚本家が多数起用された。

このように若手スタッフの起用が目立つ一方で、これまでシリーズに携わってきたスタッフも一部は前作より続投しており、監督の東條昭平、蓑輪雅夫、脚本の藤井邦夫、撮影技師のいのくままさおなどは引き続き本作品を支えることとなった。さらにこれまで長くシリーズを離れていた金田治がパイロット作品にアクションコーディネーターとして携わっていたり、デザイナーの野口竜が10年ぶりに復帰し次元獣をはじめとする個性豊かな敵デザインを手掛けるなどバラエティに富んだスタッフ編成となっている。

劇中音楽は外山和彦 (KAZZ TOYAMA) が担当。後に第28話に理髪師役で本編へのゲスト出演も果たしている。

評価[]

以上に見られるような多数のチャレンジは、これまでにない高年齢層からの反響を生む結果となった。放送中はもとより放送終了後にも、キー局のテレビ朝日や準キー局の朝日放送などANN各局、ANNと協力関係にある朝日新聞を初めとした新聞各社には好感・批判含めて数多くの投書が寄せられ、関係者は驚愕したという逸話が残っている。

視聴率面では裏番組である『らんま1/2(熱闘編)』(フジテレビ系)に依然として押され気味ではあったものの、前作『地球戦隊ファイブマン』後半からの復調傾向を維持しており、これらの要因はその後の戦隊シリーズの建て直しに繋がる布石となった。

玩具売り上げは月刊トイジャーナルによれば150億円と前作を大きく上回っている。特に3号ロボのテトラボーイは劇中の活躍頻度もあってか年末には在庫が無くなるほどだったと言われている。

戦隊シリーズの作品の中でも名作として挙げるファンも多く、バンダイの情報誌『B-CLUB』で行われた人気投票では第1位となる。また、東映の『スーパー戦隊シリーズ リクエスト大会』でも第1位に輝いた。

備考[]

  • 放送から1年半以上後に、レッドホーク・天堂竜こと田中とホワイトスワン・鹿鳴館香こと岸田が出演した総集編のビデオが発売されている。詳細はこちらを参照。
  • ドラゴンボールZ』に登場したギニュー特戦隊は前作「ファイブマン」と本作を鳥山明の子供が見ていたことから生まれた(ちなみに、『ドラゴンボールZ』の主題歌は、本作と同じく影山ヒロノブが担当している)。
  • 著名人のファンも多く、タレントの中川翔子もそのひとりである。彼女のブログ『しょこたん☆ぶろぐ』でも紹介されており、彼女自身先の本作品のDVDを全巻購入し絶賛している。
  • 東映チャンネルでは、1998年7月から1999年5月まで「GO!GO!ヒーローズ」枠、2007年11月から2008年5月まで「スーパー戦隊ワールド」枠、2010年4月から10月まで「アンコールアワー」枠にて放送が行われた。
  • 1994年に公開された3D映画スーパー戦隊ワールド』にジェットマンの5人とジェットイカロスが登場した。
  • 放送期間が1991年2月15日開始の1992年2月14日終了で1年間365日丁度だった[4]。また、話数によっては凱の代役でアクションを担当する長髪の人物の顔が映ってしまっている。
  • 2010年10月11日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話 最終回&ラストシーン2時間スペシャル』(日本テレビ系列)で、『ジェットマン』の深イイ最終回として紹介された。なお、2011年1月22日に放映されたスーパー戦隊シリーズの特別番組でも印象深い最終回として紹介され、司会者の土田晃之は作品内容に関してコメントをしている。
  • 当作品より、バンダイのCMがフィルム撮影からビデオ撮影に移行した。

登場人物[]

鳥人戦隊はスカイフォースの特殊部隊として編成されたが、バイラムの襲撃を受け、本来任命されていた竜以外の隊員は全滅。これ以降一部の話数を除き組織についての描写が殆ど見られず、竜や小田切を「元スカイフォース隊員」「元スカイフォース幹部」と記述している資料も存在する。

鳥人戦隊ジェットマン[]

天堂 竜(てんどう りゅう) / レッドホーク
ジェットマンのリーダースカイフォース隊員スカイフォーサーの青年。25歳、第13話で26歳になる(1965年5月10日生まれ)。
偶然バードニックウェーブを浴びた他の四人と異なり、ジェットマンに成るべくして成った、唯一の人物。作業ロボットの暴走事件を藍リエと協力して解決した功績からジェットマンに任命された。エリート軍人として訓練を積んだゆえに戦闘力は高く、また戦闘現場でも卓越した判断力を示すなど、戦闘集団の行動隊長としては申し分のない人材。変身後も数多くの技を身につけており、特にブリンガーソードによる戦法は抜群の腕前である。走力は9.0秒 / 100m。戦士としての実力も第一級だが、自身の影武者アンドロイド(グレイのセンサーでも見破れなかった)を製作したり、テトラボーイの技術を応用して異次元との通信を可能にしたり、ファイヤーバズーカを自動操縦に改造したりするなど、実は技術者としても超一流。
だがプロ意識が強く、公私を混同しない事を己の信条とする故、初期は己の意志に反して戦士となった仲間たちと衝突することも多かった。リーダーとしての責任感と平和を守る使命感は強いが、それが災いして他のメンバー(特に凱)の反感を買うことも多い。しかし、その冷静な性格の裏側には人間らしさが隠れており、敵であるマリアの正体が死んだ筈の恋人の藍リエだったと知った時は、心を閉ざし現実から逃避してしまうという弱さの一面も覗かせた。リエをラディゲに殺されたことで復讐鬼になるが、香の説得により、復讐心を乗り越えた。
は飲まず、代わりに砂糖抜きのホットミルクを愛飲する。実は地方出身で田舎には祖母がおり、本人も怪しい方言で会話する場面もあった。深層心理に隠された性格は「怠け者」。
バイラムが壊滅して3年後、香と結婚した。
鹿鳴館 香(ろくめいかん かおり) / ホワイトスワン
偶然バードニックウェーブを浴びた容姿端麗なお嬢様で、名門「鹿鳴館財閥」の一人娘。22歳。
バードニックウェーブを浴びてしまったことを契機に、虚ろで退屈なお嬢様人生と別れを告げジェットマンに加入。故に竜以外では、最初から進んで加わった唯一のメンバーである。果てしなく激しい戦い、そして竜や凱との恋の中で何度も挫折を味わうものの、世間知らずの我侭娘だった彼女自身も精神的に大きな成長を遂げていった。お嬢様育ちゆえかかなり浮世離れした性格をしているが、怒ると怖く、口調も普段のおしとやかなものから乱暴になる。当初はジェットマンを「ジェントルマン」と勘違いしていた。
凱と恋仲になるが、生き方の違いから破局してしまう。
教育係のじいやから教えられた剣道が得意で、ジェットマン加入後の特訓におけるガンアクションでも、抜群の腕前を見せるようになった。中盤までメカが苦手な様子だったが(第4話、第30話)、後には分析やナビゲーション役も担当するまでになっており、この面でも努力家としての面がうかがえる。変身後の走力は10.2秒 / 100m。深層心理に隠された性格は「金持ち根性丸出しの嫌味女」。1度だけ両親が登場したこともある。
バイラムが壊滅して3年後、竜と結婚した。
大石 雷太(おおいし らいた) / イエローオウル
偶然バードニックウェーブを浴びた自然をこよなく愛する農村青年。22歳。
大人しく優しい性格でやはり最初はジェットマンへの誘いを迷惑がっていたが、バイラムにより自分の育てた野菜を荒らされたことにより戦いに身を投じた。香に憧れに近い気持ちを持っているが、告白する勇気は無かった。元々相当な大食漢だが、ストレスが貯まるとさらに大食いに走る傾向がある。変身後は持ち前の怪力を存分に生かした戦いを得意とする。走力は11.4秒 / 100m。深層心理に隠された性格は「キザ」。
イエローのイメージとは裏腹にスーパー戦隊シリーズで数少ない「太ったイエロー」の一人であり、2024年現在、彼以降の太った戦士は登場していない。また、戦隊シリーズで歴代唯一眼鏡をかけた戦士で、眼鏡は小さいころからかけている(第9話、第46話の回想シーンより)。人物設定は『秘密戦隊ゴレンジャー』の初代キレンジャー大岩 大太(おおいわ だいた)に倣ったものだが、演じた成瀬によるとこの設定は子どものころの成瀬そのものだったという。
バイラムとの戦いの後、幼なじみのサツキと結婚した。
早坂 アコ(はやさか - ) / ブルースワロー
偶然バードニックウェーブを浴びてスポーツ万能になった高校生で18歳。
お金好きでジェットマンには当初バイト感覚で加わるが、超高額の報酬にはショックが大きかったり、バードニックウェーブの力も悪事に使わずスポーツの助っ人程度と割と小市民的。ちょっと短気でお調子者でお転婆だが、世話好きなしっかり者。他のメンバーの恋愛話には加わらず(でも茶化すことは好き)、人間関係を巧みに取り持ったりする等、最年少ながらジェットマンの潤滑油的存在でもある。ただ遠慮知らずで、小田切長官のことを「オバン」と呼ぶ(後半からは長官と呼んでいた)など馴れ馴れしくしていた。
隊内恋愛とは一切無縁でキスは未経験という事もあり「色気より欲」と言うイメージもあるが、第10話ではラーメンオタクの先輩にモーションをかけられており、裏次元人ディメンシアの戦士ダンの積極的な求愛には最終的には本人もまんざらでは無かった。
変身後は低空飛行やアクロバットを流用した戦法で華麗に戦う。走力は9.8秒 / 100m。深層心理に隠された性格は「乙女チック」。寝相が悪い。メンバー内の恋愛にはほぼ無縁だったが、変身前にも変身後にもスカートをめくられるなど、セクハラ被害は一番多く受けている。
バイラムとの戦いの後、アイドル歌手になる。
結城 凱(ゆうき がい) / ブラックコンドル
偶然バードニックウェーブを浴びた遊び人の青年。25歳。
何事にも束縛されぬ自由人で、所謂不良気質であるが、一匹狼ゆえの誇りと優しさも併せ持ち、使命よりも仲間の人としての幸せを優先させる。趣味はオートバイサックス演奏・賭け事(イカサマも得意)と女の子と遊ぶこと。タバコも吸い、酒(マッカランのストレート)もよく飲む。男と納豆が嫌い。口癖は「これだけは言っておく」。
登場当初はジェットマンへの勧誘を拒否し続け、「人類が滅びるなら勝手に滅びればいい」と言い捨て竜の怒りを買う。心の根底にある正義感の強さゆえ、竜の熱意に負けて入隊は承諾したものの、以降も集団行動を嫌い竜に対しては事あるごとに反発。ついには香を巡っての恋敵にまで発展してしまう。だが、戦士としての信念を貫く竜のことは当初から認めていたようであり、互いのピンチを助け合うこともあった。第31 - 32話の戦隊解散の危機を経て互いを親友として認め合うようになり、竜が不在の時は残りのメンバーを纏めて戦うリーダーシップぶりを発揮するようになった。
三魔神編で香へのアプローチが実って恋人同士になるが、生き方の違いから破局してしまった。
変身後は剣による戦いが得意で喧嘩の応用とも取れる戦いをする。走力は9.5秒 / 100m。深層心理に隠された性格は「真面目で寂しがり屋の良い子」。
3年後の竜と香の結婚式当日、花屋で花束を購入する最中に目撃した女性のバッグを盗んだ引ったくり犯の男を追跡し叩きのめすが、逆上した男に腹を刺され、竜と香の結婚式に辿り着くも、二人の幸せそうな笑顔を見届けながら目を閉じた。シリーズでは戦死以外の原因で死亡した戦士は凱のみである[5]

支援者、関係者[]

小田切 綾(おだぎり あや)
ジェットマンの長官。スカイフォースの幹部にしてスカイキャンプの責任者でもあり、戦隊シリーズ初の女性司令官である。ジェットマンたちを温かく、時に厳しく見守る心強い最大の理解者。
指揮官としての能力は言うまでもなく、軍人としても一廉の技量の持ち主で、単身で最前線に赴いて銃やロボを用いて戦うこともある。第43話では変身する事無く単身ジェットガルーダに乗り、バイオ次元獣ヒルドリルを倒した。また、ロボや新兵器の開発にも携わるなど工学にも造詣が深い。度々起こる戦隊内部のいざこざにも、ただ沈毅で通しているように見えるが、戦いが続く5人を休暇のために旅行へ連れて行ったりと(第36話)、思いやりある性格が垣間見える。
キャリア志向のエリート女性である一方、結婚願望も持っているようである。飛行服を着る事もあるが、基本的には常に制服姿である。口癖は「バイラムはますます強力になっている」。
ネオジェットマン
第40・41話に登場する第2の鳥人戦隊。メンバーはそれぞれJ1 - 5と呼ばれており、J1をリーダーとする正規の訓練を受けたサイボーグ戦士によって構成される。ネオジェットマンを演じた5人はいずれも当時のJACのメンバー。
竜たち5人と違い、体内に埋め込まれたバードニック反応炉のおかげでエネルギー切れの心配が無い。標準装備として光線銃のネオシューターと手榴弾のネオマインを持つ他、個人武器としてJ1は剣のネオソード、J2は鎖鎌のネオスティンガー、J4はブーメランのネオスライサーを持つ。J3とJ5は個人武器を持っていない模様で、J3は徒手空拳、J5はネオシューターで戦う。必殺武器はフレアーバスター。
なお、ネオスティンガーは『高速戦隊ターボレンジャー』に登場したヤミマルの武器であるヤミガマの改造で、ネオスライサーは『超獣戦隊ライブマン』に登場したグリーンサイのサイカッターの流用である。その他、手甲パーツは前作『地球戦隊ファイブマン』に登場したファイブテクターの流用である。
スカイフォースの幹部・一条総司令の指揮の下、バイオ次元獣(隕石べム)によって変身能力を失ったジェットマンを追放し、自分達が取って代わろうとしたが、部下達を捨て石扱いする一条総司令への失望と、変身能力を失ってもなお戦おうとする竜達の姿を目の当たりにし、竜達に反応炉の全エネルギーを与えて変身能力を復活させた。
竜以外の民間人出身のジェットマンと違い正規の訓練を受けた軍人達だが実戦経験に乏しいため、結局は戦闘のうえでも後れを取った。一度は隕石べムを追い返すが、2回目にジェットイカロスで戦った時は操縦をこなしきれず苦戦。そこを竜達に救われた。
後に刊行されたコミック版では、ジェットマンの後を継いで戦っている姿が描写されている。
一条総司令
スカイフォースの幹部、スカイキャンプの新司令官としてネオジェットマンとともにやってきた人物。悪い意味の軍人気質の塊であり、民間人をハナから馬鹿にしたり、部下のネオジェットマンをただの道具としてしか見ていなかったり、プライドに囚われて他の人間の意見を聞かなかったりと、指揮官としての資質には多大な問題点が見られる。
自分を差し置いて鳥人戦隊長官に小田切が任命された事を根に持っており、復讐として彼女の部下のジェットマンの追放を画策する。
ジェットマン候補生
第1話にて登場。竜、リエの他に男性2人、女性1人のスカイフォーサーがジェットマンに選抜されていた。男性2人はブラックコンドル、イエローオウルの候補者、女性1人はブルースワローの候補者と思われる。
じいや
鹿鳴館家に仕え、香を幼いころから世話をしている。第19話で次元獣ウラナイジゲンの策略で戦いに恐怖する香に、幼いころに作った「香ちゃん憲法」を引き合いに立ち直らせるなど、彼女を温かくも厳しく接する。

次元戦団バイラム[]

裏次元を滅亡させたのち、表次元に相当する地球を掌中に治めんと次元を超えて攻めて来た武装集団。地球人を愚かな者達と侮蔑し、巨大魔城バイロックを拠点に、地球人征服の計画を企てる。

裏次元での戦闘中に女帝ジューザが行方を晦ましたため、首領の座は空位であり、地球を真っ先に征服した者が首領になるというルールの下、半ばゲーム感覚で侵略は開始された。しかし、4人の幹部がそれぞれプライドの高い性格のため、足の引っ張り合い(特にラディゲ)が激しく、時には1人の失敗を大勢で嘲笑うこともあり、それが原因でジェットマンを倒す絶好の機会を逃す事もしばしばあった。後期ではラディゲとトランザの露骨な妨害合戦に加え、ラディゲ・マリア・グレイのもつれた感情により、次第に組織は瓦解してゆく。

裏次元伯爵ラディゲ[6]
四大幹部の実質的なリーダー格。人間換算で25歳前後。残忍かつ冷酷な野心家で、異常なまでに執念深い。自らの野心の成就のためならば、時には仇敵・ジェットマンに手を貸す事すら厭わない(ジューザとトランザを倒すために2度組んでいる)。
尊大かつ傲岸不遜な性格で、自分の上に立つ者の存在を決して認めず、他者が必死で努力する姿を敵味方関係無く「健気」と皮肉を交えて嘲笑し、相手を見下しきった態度であしらう姿がしばしば見受けられた。ジューザにより人間の姿にされた際、人間としての気持ちを知ったように見えたが、記憶を取り戻した時には何の未練もなく自身を助けた女性を殺害している。
悪役特有の邪悪な性質を持つ一方、バイラムの戦士としての誇りもあり、トランザによって魔神ロボ・ベロニカに捕らわれた雷太、アコ、香を救い出したり、崖から落ちそうになった竜を助けたこともあった(前者の理由が「自分の獲物だから」、後者が「トランザを倒すため」)。また、トランザの鼻を明かすために、マリア、グレイと共に隕石ベムを作り出した際は、その2人と祝杯を挙げていたことから、仲間意識がないわけではない。
「秘剣ブラディゲート」と呼ばれる剣を愛用する。第27話では自身の霊能力を披露したが、ジェットマンを霊界に引きずり込み始末しようとして失敗した際、跳ね返ったダメージによって失う。またラディゲとしての姿の他に、凶獣ラディガンなる真の姿を持つ。終盤ではベロニカのエネルギーを吸収し、最終形態のラゲムに変化する力を得た。
執念深さが常軌を逸しており、一度屈服させられたトランザへの恨みは凄まじく、幾度となく逆襲を狙った末に第47話ラストにおいて凄まじい報復を行った。人間の情愛などを「愚劣な感情」などと軽んじる一方、マリアに対しては倒錯した感情を抱いていた。
凶獣ラディガン
ラディゲの真の姿。ラディゲは怒りの感情が昂ることで真の姿であるこの形態に変身する。おぞましい怪物の姿をしており、左手に秘剣ブラディゲートが一体化している。この姿に変身すると敵のあらゆる攻撃を防御する。魔人ロボ・ベロニカの体内でベロニカの生体エネルギーを吸収する際にも一瞬だが変身した。
巨大怪獣ラゲム
魔人ロボ・ベロニカの生体エネルギーを吸収したことにより変身可能となった、ラディガンの強化進化形態にしてラディゲの最終形態である巨大怪獣。単体でもバードメーザーを受けてもびくともせず、ジェットフェニックスをもはね返す高い防御力を誇る。また両手の爪や舌による打撃および巻き付き、噛み付きなど攻撃力も高い。
初登場時にはグレートイカロスのボディを貫き、最終決戦においてもバイロックを鎧として纏うことでパワーアップを果たし、圧倒的な力を見せ付けた。この鎧は藍リエ(マリア)によってつけられた背中の傷を隠す役割も持っている。
巨大怪獣バイロックラゲム
ラゲムがバイロックと融合した姿で通常のラゲム以上の能力を持ち、腕から光輪を発射して敵を切り裂いたり、全身を覆う強力なバリヤーを展開することもでき敵のあらゆる攻撃を跳ね返す。その他、破壊光線なども発射できる。圧倒的な攻撃力でジェットマンたちを追い詰めるが、ジェットガルーダの決死の攻撃よりバイロックと分離させられラゲムに戻ってしまった。
マリア / 藍 リエ(あおい りえ)
元スカイフォース隊員にして竜の恋人であり、鳥人戦隊の隊員にも選ばれていた。だがバイラム襲撃の際に次元の歪みに吸い込まれてしまい、ラディゲの洗脳を受ける。
かつての彼女はピアノを愛する心優しい女性だったが、彼に洗脳されて以来、烈しい闘争心を持った好戦的な性格へと変貌する。しかし、マリアとなってもピアノの腕は全く衰えておらず、その美しい演奏はグレイを惹きつけた[7]
万能スティック・「ネクロッド」が武器。リエとしての記憶と人格はすでに無いが、洗脳前の記憶が時々フラッシュバックし苦しむ様が見受けられる。
ラディゲを貶しながらも、彼のことは認めており、ジューザの手で人間に変えられたラディゲが復活した際は喜びの顔を見せ、隕石ベムを用いた作戦ではラディゲに祝福の言葉をかけている。
第31話で魔神ラモンとゴーグにビームを撃たれた際にリエとしての記憶を取り戻し、竜との再会を果たした。しかし「戦いが終わったらリエ、もう一度、一からお前とやり直すんだ。」という竜の言葉も空しく、巨大化したゴーグと、イカロスとガルーダが戦っている隙に、ラディゲに再び洗脳された。第48話でラディゲの策略により血のヒトデに寄生されるが、第49話で竜の呼び掛けにより血のヒトデから解放され、リエとしての記憶と姿を取り戻す。だがその直後、人生を踏みにじられた恨みを込めてラディゲの背にブリンガーソードを突き立てた事で彼の怒りを買って斬られ、マリアとして生きたことに自分を許せず、未練をこぼすも竜の元へ戻れず最期はグレイに看取られながら息を引き取った。
グレイ
ロボット幹部。背中に必殺砲グレイギャノンを、腕にはマルチショットガン・ハンドグレイザーを装備している。ロボットではあるがマリアに恋心を持ったり、ワインと煙草(指に装備された超小型の火炎放射器をライターの様に使い火をつける)とクラシック音楽を好むという人間的な面を持ち、バイラムのメンバーでは比較的理性的な性格を持つ。ラディゲとは対照的に卑怯な手を使わず、正々堂々の戦いを好む。
ブラックコンドル・凱とはライバル関係にあり、何度も一対一の死闘を繰り広げた。終盤には敵味方を超えて互いに戦士として認め合う部分があった。
トラン
超能力を使う少年幹部。人間換算で9歳。ゲーム感覚で作戦を立案し、相手の被害はおろか味方の犠牲などですら「ゲームを楽しむためだけの要素」と捉える冷酷な性格。
腕に装着したキーパッド「メタルトランサー」やサイコキネシスでジェットマンをたびたび翻弄した。いつもはゴーグルをして顔を隠しているが、サイコキネシス使用時にはゴーグルを展開させて素顔を現す。
年少の子供であることにある種の劣等感を持っており、他の幹部からそれを蔑まれ、ジェットマンからも子供ゆえに情けをかけられた事でコンプレックスが爆発し、急成長を遂げる(第36話)。
トランザ
第37話より登場。敵味方両方から子供扱いされ、フラストレーションが限界に達したトランが怒りによって大人に成長した姿で、帝王を自称する。髪の色は銀色をしており、唇は紫である。
性格は尊大かつ独善的で、自分の失敗を他の幹部に転嫁するなど、性格の歪みに加速が掛かっている。また、かつて子供であることを嘲られた反動からか、非常に自己顕示欲が強い。初登場時に竜と剣術勝負、凱とゴルフでのナンパ勝負、雷太と大食い勝負をするなど、どんな事でも相手の上に立たないと気が済まず、それもあってラディゲとは前にも増して犬猿の仲となった。
サイコキネシスに加え、魔剣ボルトランザによる圧倒的な攻撃力を持ち、初戦では単独でジェットマンと他の幹部たちをまとめて圧倒し、レッドホークのスーツをズタズタにし、竜に深手を負わせた程の実力。47話のみだが幻想世界を作り出す能力も持つようである。右腕に付けているメカは自身の武器、グリナム兵の呼び出し、隕石ベムがやられる寸前縮小化させるなど、自身の意思でコントールできる。一方でテストロボットG2およびベロニカの単独での建造、レッドホーク以外の4人をオブジェに変えたバイオガンの開発、凱と見事なバイクの運転を繰り広げる等メカニックに精通している面も見せる。
地球侵略というよりはジェットマンのメンバーを倒す事に執着しており、いずれもチームを全滅させるまで後一歩だったもののラディゲの邪魔により失敗している。
一度はラディゲを初めとする他幹部を服従させるが所詮は力のみによる支配であり、一人として忠誠を誓っている者はいなかった。その独善的な性格が災いし、終いにはそのラディゲから凄まじい報復を受け、廃人にされた(第47話)[8]
女帝ジューザ
かつて「万物の創造と破壊を司る者」として恐れられ、ラディゲ、グレイ、トランを従え多くの次元世界を侵略したバイラムの首領。裏次元侵略の際、最後の戦いで戦死したものと思われていたが、実は戦いで受けたダメージを回復させるために休眠していただけで、新たなる活力を得た事で永い眠りから目覚める。究極の破壊獣セミマルを宿し、隕石と共に地球に襲来した。戦闘時は魔獣ジューザに変貌する。
ジェットマンを一度は単独で圧倒し凱の身体を水晶と化すなど、実力者である事は間違いなく、ラディゲの謀叛もいとも簡単に退けて見せた。そのラディゲを一度は表次元に追放するが、その後ジェットマンとラディゲの共闘により重傷を負い、最期はラディゲに倒される。
魔獣セミマル
第23・24話に登場。ジューザが身に宿した卵から誕生し、ラディゲに育成された究極の破壊獣。卵は大きく、イラガのような模様をしており、幼体はイモムシのような姿で、成体は背中に翼が生えた悪魔のような外見をしている。「その力は一瞬にして大地を割り、天を焦がす」と恐れられる。手から出す念動波であらゆる物を破壊する。評判通りの並外れた戦闘能力を有し、バードニックセイバーを叩き折ったうえ、ジェットイカロスの両腕を斬り、戦闘不能にまで追い込んだ。その後現れたジェットガルーダの猛攻も受け付けなかったが、最期はグレートイカロスのバードメーザーに敗れる。
次元虫(母虫)
バイラムに使役されていた昆虫型の生物。等身大の大きさで人間を捕食して栄養とし数十個の卵を生み落としたが、初戦でジェットマンに深手を負わされ退却したが、初めてジェットマンが五人揃った戦いでバードボンバーを受け死亡。
次元虫(子虫)、バイオ次元虫
母虫が残した卵から孵化したもので、大きさは人の掌よりやや大きい程度。様々な物体に寄生して次元獣と呼ばれる怪物を発生させるほか、状況に応じて次元獣を巨大化させる能力も持つ。バイオ次元虫はマリアによる改造で生物の遺伝子を付加されたもので、外見的には次元虫と全く異なる。寄生された物体はバイオ次元獣となる。バイオ次元虫は不完全な合成生物であり、繁殖はできない。
次元獣、バイオ次元獣
次元虫に寄生された物体が怪物化したのが次元獣である。寄生された物体が小型の場合は一律に人間大の次元獣として発生するが、元々人間大より大きな物体が寄生された場合は巨大(元の物体と同等の大きさ)な次元獣として発生する[9]。また、人間大の次元獣も次元虫の能力により巨大化することが可能で、通常は一度倒されたあと巨大化再生する。なお、次元虫ごと倒されたために巨大化出来なかった次元獣や、戦略により倒されなくても巨大化した次元獣も存在する。バイオ次元虫に寄生された物体は生物の特性も反映させたバイオ次元獣となる。巨大化能力については次元獣と変わりない。
「生物+器物」というモチーフは『仮面ライダーV3』のデストロン怪人、『科学戦隊ダイナマン』のメカシンカと共通。だがこの二者が「生物ベースの怪人に器物を付加した」のに対し、バイオ次元獣は「器物ベースの怪人に生物の特性を付加した」という逆のパターンをとっている。
次元獣には人語を発し、個性的なキャラクターを持つ者も多かったが、バイオ次元獣にこのようなタイプは少なく、侵略兵器としての性格が色濃くなった。
グリナム兵
種のような物体から生まれるバイラムの戦闘兵。斧のような剣と指から撃つ弾丸を武器とする。知能はさほど高くないが、人語を話せる他、「強化のために次元虫を付けて貰いたい」と思うなど思考を有する者もいる。第28話では阿部渡が声をあてている。ドライヤージゲンとトランの間を行ったりきたりした一団など、意外と個性的な面もある。一度だけ、女性の体型をしたグリナム兵が登場した。ブルースワローのスカートをめくったり、第28話に登場したフォーメーションBという技でホワイトスワンやブルースワローなどに抱きつくなどセクハラ行為をしたこともある。

その他の戦士達[]

裏次元ディメンシアの戦士
第23・24話に登場。バイラムに滅ぼされた裏次元ディメンシアの最後の戦士達。3人でバードガルーダに乗って裏次元からやって来た。地球人よりも生命力が低いが、鳥人への変身能力を持っている。ちなみにレイ役の石渡とカンナ役の前田は過去に戦隊ヒーロー(ヒロイン)を演じた経験があり、ダン役の藤原は翌年の『恐竜戦隊ジュウレンジャー』で戦隊ヒーローを演じている。
レイ
裏次元戦士のリーダー格で真面目な性格。当初から地球人との共闘を考えており、ジェットマンと協力してイカロスとガルーダを改造し、グレートイカロスへの合体を可能にするが彼自身はその姿を見る事無く、イカロスの救援に向かった際にラディゲに倒される。
カンナ
裏次元戦士の紅一点でレイの恋人。地球で幸せになりたいと願っていたが、レイと同様にラディゲに倒される。
ダン
裏次元戦士では最年少の弟分的存在で、彼だけは青い服を着ている。明るく軽い性格でアコにちょっかいを出す。また、他のみんながロボの改造にかかりっきりの時も仮病を使ってアコと2人っきりになり、デートに連れ出すなど子どもっぽい面も多い。レイとカンナがラディゲに殺されたうえにバードガルーダも奪われたため、変身してラディゲとの激闘の末ガルーダを奪還するがその際に重傷を負い、アコに見守られながら息を引き取った。変身後のスーツは『高速戦隊ターボレンジャー』のブルーターボの流用。
裏次元ベルセルクの戦士
第29話に登場する、バイラムに滅ぼされた裏次元ベルセルクのただ2人の生き残り。手にした物体を武器に変化させる能力を持つ。その能力を捨てた時に、1人の人の命を救うことができる。
ルー
ベルセルクの女戦士。バイラムに復讐するために地球にやって来た。ラディゲと互角に戦う実力を持つ。紆余曲折を経て復讐心と能力を捨て、負傷した竜を救う。
デュラン
ルーの幼馴染であり、恋人。ルーの暴走を止めるために地球にやって来た。ラディゲの罠にかかってバイオ次元獣ヨロイスネークにされるも、ジェットマンの活躍で元に戻り、能力を捨てたルーと共に地球を去る。
三魔神
第30~32話に登場。太古の昔より人間の天敵として生き続けてきた3体の怪物で、悪魔的な外見をしている。人類を助ける行動に出るが、それは人類が食糧であるためであり、最終的には捕食してしまう。永い眠りについていたが初めにムーが尖兵として復活し、その後ラモン達もラディゲの血を与えられた事で復活。ラディゲはラモンとゴーグを従わせようとしたが、バイラムは食糧である人間の敵であるため、拒絶されている。
ムー
最下級の魔神で、両腕に付けた刃が武器。又、手首は再生可能。ラモンとゴーグを復活させようと戦士の血を求めて香をさらった。ジェットマンに追い詰められてラモン、ゴーグのもとへと敗走するが、ゴーグにより跡形もなく消されてしまう。
ラモン
ムーより後に復活した2体の魔神の片割れで、剣と牙状の刃が武器。体から触手を出して戦士の血や魔神の遺体を吸収出来る。治癒能力で傷ついた人間を回復させた後、パイナップルに似た形状の人間果実に変え、口から出す管でエキスを吸う事を楽しみとする。ゴーグがジェットマンに敗れた際、その遺体を吸収してパワーアップしようとしたところをラディゲによってバイオ次元虫を寄生され、配下とされてしまう。
合体ラモン
命令を拒絶され味噌を付けられてもなお、魔神の力に執着するラディゲによって誕生した形態。まずゴーグの遺体をバイロック内に運び、体内にバイオ次元虫の数匹忍ばせて元の位置に戻し、ラモンがその遺体を吸収しようとしたところをバイオ次元虫を寄生し合体、配下とした。牙や光球といった合体前の双方の武器のほか、両手からの光線を武器とする。折りしもジェットマンは、内部トラブルで凱と香が離脱、更に魔神の攻撃でマリアがリエに戻るも、ラディゲによって再びマリアになったため、ショックの竜はやる気を失い、空中分解状態だったが、凱の励ましで竜は元に戻り、ジェットマンの連続攻撃で巨大化するも、ハイパーハーケンのハイパーGアタックの初の餌食となった。
ゴーグ
ラモンと同時に復活した魔神で、二又の槍を武器とする。自力で巨大化する事が可能で、巨大戦ではジェットイカロスとジェットガルーダを相手に優位な戦いを見せた。復活した際には「傷ついた戦士に用はない!」と言っていたが、それ以降は殆ど喋っていない。

ジェットマンの装備・戦力[]

共通装備[]

クロスチェンジャー
ジェットマンの5人が装備している変身用のブレス。「クロスチェンジャー」の発声とともに右手のエンブレムフォーメーションの真ん中を押すと、鳥の頭と翼が飛び出し、変身する。
ジェットウィング
基本装備。背面から上腕にかけて隠されている、小さな翼。広げることで空を滑空する。
バードブラスター
基本装備のレーザー銃。空気中のイオンをプラズマ化した高エネルギービームを発射。一撃で1m四方の鉄の固まりを溶かす。冷凍光線も発射可能。
ブリンガーソード
基本装備の剣。ダイヤの7 - 8倍の硬度を持ち、熱にも強く軽量なバードナイト特殊鋼。刀身にプラズマエネルギーを発生させる事で戦車をも切り裂く。変身前でも使用可能。
ウィングガントレット
基本装備。パンチ力を強化するナックルパーツ。重力制御装置によってパンチ力を強化する。先端のGジェネレーター(重力発生装置)から最大150Gの衝撃波を発生させて敵をはね飛ばす。先端部から重力波光線・ウィングビームを放つ。
ビークスマッシャー
第33話に追加された第二の光線銃。設計者の相沢博士がアースシップ壊滅時に死亡したため未完成のままだったが、博士の遺児・美加に残された記憶を頼りに設計図が復元され、配備された。物質の分子構造を破壊するフェザー光線を放つ。逃走する敵を追尾するモーションチェイサー機能を搭載。バードブラスターと合体させると新必殺技・スマッシュボンバーを発射できる。
小田切長官が使用することもある。
装備はすべて隊員共通であり、個人別の専用武器はない。

個人能力・技[]

ウイングパンチ
レッドホークが得意とする技。ジェットウィングをはばたかせながらパンチをたたき込む。
飛行斬り
レッドホークが得意とする技。ジェットウイングを展開させて空に舞い上がり、ブリンガーソードで斬る。ファイタージゲンに使用。
コンドルフィニッシュ
ブラックコンドルが得意とする技。空中からブリンガーソードで袈裟斬りにする。
岩石落とし
イエローオウルが得意とする技。岩を敵に投げつける。
必殺つっぱり
イエローオウルのパワーを活かした相撲の張り手。
スワンウィング
ホワイトスワンの技。ジェットウィングをマントのようにはためかせて敵を吹き飛ばす。
スワニーアタック
ホワイトスワンの得意技のひとつ。急降下しながらウイングガントレットでパンチする。
クロスチョップ
空中からフライングクロスチョップを決めるブルースワローの得意技。
コンドルオウルタワーリングアタック
ブラックコンドルとイエローオウルのコンビネーション技。 イエローの肩を踏み台にしてブラックがブリンガーソードを決め、連続してイエローが岩石落としを決める。
ダブルキック
ホワイトスワンとイエローオウル、またはホワイトスワンとブルースワローのコンビネーション技。 空中で手をつなぎ、同時にキックを放つ。
ジェットフェニックス(正式名称不明)
イカロスハーケンの必殺技を等身大の5人で再現したと思われる必殺技。5人で空に舞い上がり、空中で巨大な火の鳥となって敵に突進する。最終決戦で使用。
スワン・スワロークロー
ホワイトスワンとブルースワローが敵に抱きつき顔面をひっかきまくる。

必殺武器・技[]

ジェットハンドカノン
バードブラスターにブリンガーソードを合体させた強力なレーザー銃。ブラスターとソードに蓄えられたプラズマエネルギーを一気に放出し、半径10m以内の物を蒸発させる。ファイヤーバズーカ登場後も、バードブラスターの威力を強化する攻撃法としてたびたび使用された。
バードボンバー
最初の必殺技。ジェットハンドカノンを5人が同時に発射する。エネルギーチャージのため、一度撃つと30分間使用不能となる。粘着ゴキブリ戦ではウイングビームを加えて威力を強化させた。
スマッシュボンバー
ビークスマッシャーとバードブラスターを合体させたレーザーライフル。威力はジェットハンドカノンの3倍。5人が同時撃ちすれば必殺技に匹敵する威力となる。状況に応じてファイヤーバズーカとスマッシュボンバーを使い分ける。

メカニック[]

ジェットストライカー
  • 重量:120kg
  • 最高速度:500km/h
竜専用のバギー。水素を燃料としたハイドロプラズマエンジン搭載。ブースターにより、30mのジャンプが可能。ロケットランチャーとボディ先端に2門の機銃を装備。後に改造され、150万度のプラズマ弾を放つ必殺武器ファイヤーバズーカへの変形が可能となった。
ファイヤーバズーカ
竜の乗るジェットストライカーが変形した必殺バズーカ砲。竜の呼びかけに応えてジェットストライカーがバズーカに変形。5人で抱え上げ、ターゲット捕捉の後、竜の合図で発射。大気中から吸収したイオンと5人のエネルギーを融合してプラズマ化した光弾プラズマブレッドは摂氏150万度の火の鳥となって敵を捕らえ、粉砕する。5人揃わないと威力が低下する。最終決戦ではオートコントロールでの発射ができるように改造されるもラディゲによってあっけなく破壊された。
ジェットスピーダー
凱、アコに配備されたバイク。但し、アコはジェットバンサーの荷台に乗ることのほうが多く、凱は自分のバイクを使用することも多いため、あまり使用頻度は高くない。ちなみに凱の乗機は無線コントロールが可能である。最高時速360km/h。ミサイルランチャーを装備しているが、未使用。
ジェットバンサー
雷太、香が乗るピックアップトラック。ベース車はトヨタ・ハイラックスで、ライトは赤外線等を発するスキャナーになる。ハイパーガスタービンエンジン搭載。荷台にプラズマガトリング砲を装備しているため、この砲撃手としてアコが乗車することもある。最高時速400km/h。
アース・シップ
地球の衛星軌道上に浮かぶ地球防衛軍スカイフォースの宇宙ステーションだったが、バイラムの攻撃によって撃墜され、地上にバードニックウェーブが降り注ぐことになった。
スカイキャンプ
スカイフォースの施設で鳥人戦隊の基地。小田切長官以下ジェットマンのメンバーが暮らしている。内部にジェットマシン各機を収容している他、最上部の司令室上には、バードガルーダがまさに鳥のように止まっている。基地内は外観よりも広く、ロボ状態の3大ロボを立たせた状態で整備することも可能。秘密基地との設定だが、街中にあって特に偽装などは施されていない。第41話だけ、バイラムに内部に潜入された事がある。

巨大ロボ[]

ジェットイカロス
  • 全高:52.8m
  • 重量:94t
  • 最高飛行速度:マッハ1
  • 出力:260万hp/t
5機のジェットマシンが「合体!スクラムウイング」のコールで合体した巨大ロボット。5人の通信ブレス・コレスポンダーから取り外したバードロックでセキュリティを解除してから合体する。合体のみならオートコントロールでも可能だが(その際は小田切長官がコールする)、その場合は本来の強さが発揮出来ない。バードニウム合金製。1号ロボの中ではシリーズ中最軽量のロボでもある。
各ジェットマシンにはローマ数字で「Ⅰ」から「Ⅴ」までの数字がナンバリングされており、ジェットマシンには変身しなくても搭乗することが可能。生身でジェットマシンに搭乗する際にはジェットマンたちはフライトスーツとヘルメットを着用して乗り込む。
多彩な武器を装備しており、厚さ5mの鋼鉄板を切り裂く2本の投げ短剣ジェットダガー薙刀ジェットランサー、ジェットランサーとジェットダガーを合体させたトライランサー、20m四方の鋼鉄の固まりを切断するイカロスアックス戦車を一撃でたたきつぶすハンマーイカロスマグナ、電流も流せる巨大分銅イカロスクラッシャー、ジェットスワローの主翼が変形したウィングシールド、マッハ2の速度で放つロケットパンチのショットパンチャー、そして刀身に対消滅プラズマを放出して敵を切り裂く剣のバードニックセイバーが登場している。第6話の凱の台詞を聞く限りミサイルも装備しているはずだが使用例は無い。基本的にバードニックセイバーが止めに使われることが多いが、第20話ではイカロスクラッシャーでソウジキジゲンに止めを刺した。マッハ2で飛行することも可能。
小田切長官曰く「最強のロボット」だが、度々腕(主にもにジェットスワロー合体部)を落とされ、通算で5回も腕を切り落とされている。また、攻撃を受けただけで操縦者の変身が解けたり(第23話、第43話、第44話、最終回など)、バードニックセイバーが折れる、溶けるといった描写が何度も見られた(第23話、第35話、第40話、第48話)。また、バイオ次元獣を単体で倒したことはなかった。最終回では左腕を落とされた状態でバードニックセイバーを使用し、ラゲムにとどめの一撃を放った。ネオジェットマンが操縦した際は経験に乏しいこともあり、隕石べムにまるで歯が立たなかった。また魔獣セミマルは天敵といってよく、バードニックセイバーを白刃取りされるなど、散々に蹂躙され、とうとう傷一つつける事ができなかった。
イカロスハーケン
  • 全長:43.3m
  • 重量:94t
  • 最高速度:マッハ12
5機のジェットマシンが「合体!ジェットスクラム」のコールで合体した巨大重戦闘機。ジェットホーク後部に他の4機が接続される形で合体。対消滅プラズマを燃えあがらせ、マッハ15で火の鳥となって敵に体当たりするジェットフェニックスが必殺技。ジェットイカロスの状態からこの形態に変形することも可能。
ジェットマシン
ジェットホーク
  • 全長:29m
  • 重量:15t
  • 最高速度:マッハ7
ジェットマシン1号機。レッドホークが搭乗する戦闘機。ジェットイカロスでは頭を含めた上半身、イカロスハーケンでは先頭部になる。 ジェットイカロス、イカロスハーケンの両形態で合体時コアパーツとなり、他の4機はホークを中心に合体する。2門のプラズマホークカノンを装備する。ジェットホーク以下5機のジェットマシンが装備しているプラズマホークカノンやその他のビーム系の武器の効果音は東映が製作に携わっていた「トランスフォーマーシリーズ」の1作目「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」において登場キャラクター「スタースクリーム」の武器「ナルビーム」の効果音をはじめ、敵勢力のデストロン軍団が使う武器の効果音として随所に使われていたものと同一である。また、その効果音はそれ以外にも使われており、90年代の戦隊では特によく使われていた。第40話ではネオジェットマンのJ1が操縦した。
レッドホークとジェットホークは後の『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』にも登場し、ファイブレッドのスカイアルファと絶妙のコンビネーションを見せた。
ジェットコンドル
  • 全長:35.2m
  • 重量:20t
  • 最高速度:マッハ10
ジェットマシン2号機。ブラックコンドルが搭乗する戦闘機。ジェットイカロスの右足、イカロスハーケンでは中心部右側、グレートイカロスでは左腿になる。重力波発生装置を機首に内蔵。コンドルバルカンを装備する。ジェットホークのプラズマホークカノンと同時発射するダブルジェットビームという技もある。第40話ではJ2が操縦した。
ジェットオウル
  • 全長:24.9m
  • 重量:21t
  • 最高速度:マッハ2
ジェットマシン3号機。イエローオウルが搭乗するVTOL戦闘機。ジェットイカロス、グレートイカロスの右腕、イカロスハーケンでは右翼部になる。100トンの物体を持ち上げるマジックハンドで岩を落とす岩石落しや、オウルスマッシャー(未使用)を武器とする。第40話ではJ4が操縦した。
ジェットスワン
  • 全長:35.2m
  • 重量:24t
  • 最高速度マッハ4
ジェットマシン4号機。ホワイトスワンが搭乗する戦闘機。ジェットイカロスの左足、イカロスハーケンでは中心部左側、グレートイカロスでは右腿になる。高性能レーダースワニーパルサーを装備。第40話ではJ5が操縦した。
ジェットスワロー
  • 全長:24.9m
  • 重量:14t
  • 最高速度:マッハ8.5
ジェットマシン5号機。ブルースワローが搭乗する戦闘機。ジェットイカロス、グレートイカロスの左腕、また翼が盾のウィングシールドになる。イカロスハーケンでは左翼部になる。スワローシャワー(未使用)と翼を分離して飛ばすウィングカッターが武器。第40話ではJ3が操縦した。
バードガルーダ / ジェットガルーダ
  • 全長:54m(バード)、全高:60.8m(ジェット)
  • 重量:105t
  • 最高飛行速度:マッハ20(バード)、マッハ6(ジェット)
  • 出力:300万hp/t
第23話より登場。最高速度マッハ20の鳥型巨大戦闘機・バードガルーダから「変形!ジェットガルーダ」のコールで巨大ロボット・ジェットガルーダに変形する。バイラムに対するレジスタンス活動を行っていた裏次元世界ディメンシアの戦士達が建造したもので、後にジェットマンに託された。裏次元の科学で作られたためかバイラムでも操縦可能で、1度だけラディゲが強奪してジェットマン打倒に使用した事がある(第24話)。人間的な頭部を持たない特異なデザインで、インド神話の「ガルダ」をモチーフにしている。特殊元素ガルドニウム製。設定上はジェットイカロスよりかなり大きいが、演出の問題上作中では同等の大きさとして扱われている。ジェットマシン、ジェットイカロス同様変身しなくても搭乗できる。また5人揃わなくても稼動でき、小田切長官が単独で操縦したこともある(第43話、最終回)
武器はミサイル型のガルドバルカン、翼の超振動ブレードで敵を切り裂くウィングスラッシャー(未使用)、敵を氷付けにするダイヤブリザードなど。ロボット時の武器は胸から放つ熱線ビームのガルーダバースト(この技はディメンシアの戦士が操縦した際にガルーダの全エネルギーを使用する技と指摘されていたが、ジェットマンが使用するようになってからは、改造されたのかこの技を使用した後も行動が可能)、稲妻状の破壊光線ガルドビーム、右足で繰り出す飛び蹴りのブーストキッカーなど。目の部分に透視システムのガルドサーチャーを装備している。必殺技は両腕のカギ爪にエネルギーを集めて敵を切り裂くガルーダクロー
グレートイカロス
  • 全高:77.5m
  • 重量:199t
  • 最高飛行速度:マッハ2.5
  • 出力:800万hp/t
ジェットイカロスとジェットガルーダが「合体!グレートスクラム」のコールで合体した超巨大ロボ。いわゆるスーパー合体ロボであるが、従来のように「2号ロボが分離して1号ロボの追加装甲になる」という形式ではなく、ジェットイカロスも一回分離、イカロスの頭部と胴体部(ジェットホーク部分)をガルーダの胴体部で包み、そこにイカロスの両手足→ガルーダの両手足の順で合体する。これにより従来のスーパー合体ロボに見られたプロポーションの崩れは大幅に減っている。玩具ではこれを再現するためにはガルーダの方がかなり大きくなって(並べるとイカロスの頭がガルーダの胸の下ぐらいの位置に)しまっている。頭部からはグレートビームを、胸の円形部からはブレードビームを発射する。胸のエンブレムから発する超高圧光線バードメーザーが必殺技だが、数回ほど効かない事例があり、その際には直撃したメーザーのエンブレムの形が崩れるという形で表現された。(第44話、第48話、最終回)。なお、雷太によると5人全員揃っていなければ合体出来ないらしいが、48話では竜が不在であるにもかかわらず合体している。最終回では小田切長官を含む6人で操縦している。
ハイパーハーケン
  • 全長:88.6m
  • 重量:199t
  • 最高速度:光速に近い
イカロスハーケンとバードガルーダが「合体!ハーケンスクラム」のコールで合体した超巨大戦闘機[10]。ボディ下部2門の砲身から強力破壊ビーム・ハイパーバスターを発射する。亜光速で敵に体当たりするハイパー・G・アタックが必殺技。第34話では、テトラボーイからの発信信号を手がかりに次元を飛び越える能力を発揮し、バイロックへの潜入を果たした。
テトラボーイ
  • 全高:40m
  • 重量:32t
  • 最高飛行速度:マッハ0.8
ジェットイカロスとジェットガルーダのサポート用に開発された3号ロボ。ニューロコンピュータ内蔵の自動操縦ロボで、すばやい動きによる攪乱戦法を得意とする。
テトラフォーメーション!」、または「変形!テトラバスター」のコールで4連装バズーカ砲テトラバスターに変形、ジェットイカロス、或いはジェットガルーダが保持した状態で超強力プラズマタキオンビームによる必殺の一撃を放つ。劇中では見られなかったが、玩具ではグレートイカロスにも装着可能である。またグレートイカロスとの合体技として、テトラボーイをバードメーザーに取り込んで放つ戦法がある(第45話で使用し、この技でベロニカを破った)。玩具ではオリジナルギミックとして、付属のグリップをテトラバスターに付けることで人の手で持てる、一種のなりきり玩具の面を持っていた。

バイラムの戦力[]

バイロック
裏次元に存在するバイラムの要塞。1度だけジェットマンが内部に潜入したことがある。最終回ではラディゲが表次元に召還し、巨大怪獣ラゲムの鎧として装着した。
魔神ロボ ベロニカ
第44話と第45話に登場。テストロボットのG2を経て、巨大なモノリス状の物体から誕生した。ロボットには珍しく相撲のようながついている。操縦席には全員が搭乗するが、主操縦はトランザが担当する。内部に拘束した人間から吸収した生体エネルギーで動き、イカロスクラッシャーを真っ二つに切り裂き、グレートイカロス以上の力を誇る。斧の付いた形状の剣とシールドを武装し、腹部のアンカーでグレートイカロスのボディを貫き、機能停止に追い込んだ。

キャスト[]

レギュラー・準レギュラー[]

  • 天堂竜 / レッドホーク(声):田中弘太郎
  • 鹿鳴館香 / ホワイトスワン(声):岸田里佳
  • 大石雷太 / イエローオウル(声):成瀬富久
  • 早坂アコ / ブルースワロー(声):内田さゆり
  • 結城凱 / ブラックコンドル(声):若松俊秀
  • 小田切綾:三輝みきこ
  • じいや:早川雄三
  • 裏次元伯爵ラディゲ / 凶獣ラディガン(声):舘大介
  • マリア / 藍リエ:丸山真穂
  • グレイ(声):日下秀昭(兼スーツアクター)(第1 - 50話)
  • トラン:久我未来(第1 - 36話)
  • トランザ:広瀬匠(第36 - 47話)
  • ナレーション:垂木勉

主なゲスト出演者[]

  • 長官:松本朝生(第1話)
  • 体育教師:稲山玄(第2話)
  • 北大路総一郎:水橋智(第4話)
  • 神父:児玉頼信(第4話)
  • 中年の男:喜多川務(第6話)
  • 竜のおばあちゃん:村田知栄子(第7話)
  • 相原江美子:野田よしこ(第7話)
  • 龍見恭太郎:てらそままさき(第8話)
  • 少年時代の雷太:田嶋秀任(第9話)
  • サツキ:華井すずみ(第9・51話)
  • バスの乗客:吉田真弓(第12話)
  • テニス少女:成田有里恵(第14話)
  • キョウコ:塩原薫(第15話)
  • 間吹静子(オカリナ吹きの少女):湯原弘美(第16話)
  • 間吹周一郎(画家):内山森彦(第16話)
  • 早紀:古川りか(第17・18話)
  • 女帝ジューザ / 魔獣ジューザ(声):高都幸子(第17・18話)
  • 医師:茂木和範(第18話)
  • お手伝い:松本じゅん(第18話)
  • 少女時代の香:小出由華(第1 9話)
  • 女占い師・リリカ:荒木ひとみ(第19話)
  • ミチル:青木秋美(第20話)
  • 幼いアコ:大藤晶子(第21話)
  • 井口:ドン貫太郎(第21話)
  • ディメンシア人レイ:石渡譲二(第23・24話)
  • ディメンシア人カンナ:前田賀奈子(第23・24話)
  • ディメンシア人ダン:藤原秀樹(第23・24話)
  • 泰元上人:石橋雅史(第27話)
  • 老婆:花原照子(第27話)
  • 少女:田原加奈子(第27話)
  • お婆ちゃん:戸川暁子(第28話)
  • ベルセルク人ルー:高木あゆみ(第29話)
  • ベルセルク人デュラン:菊池優介(第29話)
  • ベルセルク人長老:岩城力也(第29話)
  • 剣士:岡本美登(第30話)
  • 男2:久野明孝(第30話)
  • 相沢博士:伴大介(第33話)
  • 相沢美加:塙紀子(第33話)
  • 隊長:森富士夫(第33話)
  • 牧村恵理: 永松佳奈(第35話)
  • 恵理のお母さん:寺内よりえ(第35話)
  • 柳:浜田治貴(第38話)
  • 谷口教授:村上幹夫(第38話)
  • 一条総司令:手塚秀彰(第40・41話)
  • J1 / ネオジェットマン1(声):望月祐多(第40・41話)
  • J2 / ネオジェットマン2(声):笠原竜司(第40・41話)
  • J3 / ネオジェットマン3(声):渡辺実(兼スーツアクター)(第40・41話)
  • J4 / ネオジェットマン4(声):宮崎剛(兼スーツアクター)(第40・41話)
  • J5 / ネオジェットマン5(声):長門美由樹(第40・41話)
  • 香の父:桝田徳寿(第43話)
  • 香の母:五十嵐五十鈴(第43話)
  • 警備員:山崎之也(第48話)
  • 神父:新堀和男(第51話)

スーツアクター[]

  • レッドホーク:新堀和男前田浩(終盤の代役)、日下秀昭(代役、最終回のみ)
  • ホワイトスワン:蜂須賀祐一赤田昌人
  • イエローオウル、ジェットガルーダ:石垣広文
  • ブルースワロー:蜂須賀昭二
  • ブラックコンドル:大藤直樹
  • グレイ、ジェットイカロス、ジェットガルーダ、グレートイカロス:日下秀昭
  • テトラボーイ、次元獣、バイオ次元獣、グリナム兵:竹内康博
  • 次元獣、バイオ次元獣、グリナム兵:得居寿宮崎剛

スタッフ[]

  • プロデューサー:宇都宮恭三、梶淳(テレビ朝日)・鈴木武幸(東映)
  • 原作:八手三郎
  • 連載:テレビマガジンてれびくんテレビランド
  • 脚本:井上敏樹荒木憲一川崎ヒロユキ荒川稔久藤井邦夫渡辺麻実、八渡直樹、増田貴彦
  • 音楽:KAZZ TOYAMA(第4話までは外山和彦名義)
  • アクション監督:竹田道弘ジャパン・アクション・クラブ
  • 監督:雨宮慶太、新井清、東條昭平坂本太郎蓑輪雅夫
  • 撮影:いのくままさお
  • 照明:中川勇雄、斎藤久
  • 美術:山下宏
  • キャラクターデザイン:野口竜
    • ベロニカデザイン:雨宮慶太(第44 - 45話、ベロニカは雨宮が本作品で唯一手掛けたデザイン)
  • 造型:前沢範
  • イラスト:上遠野恵介(第1, 2話)、竹本のぼる(第10話)
  • 録音:石川孝
  • 編集:山口一喜、伊吹勝雄
  • 記録:栗原節子、安部伸子、吉田由香
  • 選曲:宮葉勝行
  • 効果:大泉音映
  • アクションコーディネーター:金田治(第1, 2話のみ)
  • 計測:黒須健雄
  • プロデューサー補:白倉伸一郎(第30話より)
  • 助監督:渡辺勝也竹本昇
  • 操演:船越幹雄
  • 美粧:サン・メイク
  • 衣裳:東京衣裳
  • 装飾:装美社
  • 装置:東映美術センター、紀和美建
  • 進行主任:奈良場稔、室橋忠、後藤田伸幸
  • 制作デスク:岩永恭一郎
  • 制作担当:藤田佳紀
  • 企画協力:企画者104
  • 資料:河野成浩
  • 造型製作:レインボー造型企画
  • 視覚効果:映画工房
  • 現像:東映化学
  • カースタント:タケシレーシング
  • 車輌協力:MAZDA
  • オートバイ協力:スズキ株式会社
  • ビデオ合成:東通ecgシステム(前岡良徹、鈴木康夫、佐藤祐宏、大野英樹)
  • 撮影協力:後楽園ゆうえんち那須高原・りんどう湖ファミリー牧場、パルテノン多摩
  • (株)特撮研究所
    • 操演:鈴木昶、尾上克郎
    • 撮影:高橋政千
    • 照明:林方谷
    • 美術:三池敏夫
  • 特撮監督:佛田洋
  • 制作:テレビ朝日東映東映エージエンシー

音楽[]

主題歌[]

テンプレート:Infobox Single超電子バイオマン』以降主題歌作曲には歌謡曲畑の作曲家が起用されていたが、本作ではおもにアニメ・子ども向け番組で活躍していたシンガーソングライターのつのごうじを起用。特にOPでは王道ヒーローソングへの回帰を見せることとなった。

主題歌を歌う影山は、『電撃戦隊チェンジマン』(KAGE名義)、『光戦隊マスクマン』に次いで3度目の主題歌歌唱。これは単独でクレジットされていた歌手としては最多であり、この他挿入歌を4曲担当している。

オープニングテーマ[]

「鳥人戦隊ジェットマン」
  • 作詞:荒木とよひさ / 作曲・編曲:つのごうじ / 歌:影山ヒロノブ
予告ではインストゥルメンタル版が使用された。番宣CMではアレンジ版のBGMが使用されている。また、後楽園ゆうえんちヒーローショーのCMでもインストゥルメンタル版が使用されている。

エンディングテーマ[]

「こころはタマゴ」
  • 作詞:荒木とよひさ / 作曲:つのごうじ / 編曲:山本健司 / 歌:影山ヒロノブ 
カノンコード使用。シリーズで『バトルフィーバーJ』の『勇者が行く』以来となる戦隊名が入らないED曲であり、劇中に登場する固有名詞も歌詞にない。
最終回では1番フルコーラス+2番ハーフ(サビ部分)という構成で使われた。
2009年3月6日発売の『「ハヤテのごとく!」キャラクターカバーCD 〜選曲:畑健二郎〜』で、西沢歩役の高橋美佳子にカバーされた。

挿入歌[]

「時を駆けて」
  • 作詞:荒木とよひさ / 作曲:つのごうじ / 編曲:山本健司 / 歌:影山ヒロノブ
新番組予告ではインストゥルメンタル版が使用された。
「炎のコンドル」
  • 作詞:井上敏樹そのべかずのり / 作曲:松澤浩明 / 編曲:石田勝範 / 歌:結城凱(若松俊秀
「ゲームじゃないんだぜ」
  • 作詞:そのべかずのり / 作曲:柴矢俊彦 / 編曲:KAZZ TOYAMA / 歌:影山ヒロノブ
「大空の誓い」
  • 作詞:安藤芳彦 / 作曲:つのごうじ / 編曲:KAZZ TOYAMA / 歌:森の木児童合唱団
「鳥になろうよ」
  • 作詞:八手三郎 / 作曲:柴矢俊彦 / 編曲:石田勝範 / 歌:副島俊直、SHINES
「悲しきグリナム兵」
  • 作詞:そのべかずのり / 作曲・編曲・歌:KAZZ TOYAMA
「青空で会いましょう」
  • 作詞:安藤芳彦 / 作曲:小杉保夫 / 編曲:KAZZ TOYAMA / 歌:斉藤小百合
「ジェットイカロス 無敵ロボ!」
  • 作詞:八手三郎 / 作曲:小杉保夫 / 編曲:石田勝範 / 歌:影山ヒロノブ
「ジェットガルーダ鳥のロボ」
  • 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:KAZZ TOYAMA / 歌:影山ヒロノブ
「陽気なアコちゃん」
  • 作詞:荒川稔久 / 作曲・編曲:若松俊秀 / 歌:早坂アコ(内田さゆり)、鹿鳴館香(岸田里佳

CD[]

  • 鳥人戦隊ジェットマン 音楽集 (COCC-7464)
  • 鳥人戦隊ジェットマン 音楽集II (COCC-7892)
  • 鳥人戦隊ジェットマン 音楽集III (COCC-10045)
    このうち、音楽集Iは2007年に「ANIMEX 1200」シリーズとして復刻。IIとIIIは復刻されていない。
  • 鳥人戦隊ジェットマン ヒット曲集」(COCC-7588)
    1991年度ゴールドディスク大賞アルバム大賞学芸部門受賞。
  • 鳥人戦隊ジェットマン スーパーアクションサウンド (COCC-9068)
    2部構成からなる番外編となるドラマアルバム。本編では登場しないバイオ次元獣ギロチンコウモリ(声:西尾徳)が、前半で登場する主な次元獣を率いてジェットマンと交戦する。3号ロボ・テトラボーイも登場する。
  • 鳥人戦隊ジェットマン コンプリートソングコレクション (COCC-14062)
    日本コロムビアのあ〜る盤として復刻 (COR-14062)
  • 鳥人戦隊ジェットマン ミュージックコレクション (COCC-13978 - 13979)
    音楽集I - IIIのハイライト版。

放映リスト[]

放送日 話数 サブタイトル 登場怪人 スタッフ
1991年2月15日 1 戦士を探せ 次元虫(母虫) 監督:雨宮慶太
脚本:井上敏樹
1991年2月22日 2 第三の戦士 ファイタージゲン
次元虫(母虫)
1991年3月1日 3 五つの力! ジャグチジゲン 監督:新井清
脚本:井上敏樹
1991年3月8日 4 戦う花嫁 ロードジゲン
1991年3月15日 5 俺に惚れろ 監督:東條昭平
脚本:井上敏樹
1991年3月22日 6 怒れロボ! ハウスジゲン
凶獣ラディガン
1991年3月29日 7 竜の結婚!? カガミジゲン(声:桑原たけし 監督:坂本太郎
脚本:井上敏樹
1991年4月5日 8 笑うダイヤ ダイヤジゲン 監督:坂本太郎
脚本:荒木憲一
1991年4月12日 9 泥んこの恋 ファッションジゲン(声:依田英助 監督:蓑輪雅夫
脚本:川崎ヒロユキ
1991年4月19日 10 カップめん ヌードルジゲン(ゴッドラーメン)(声:神山卓三 監督:蓑輪雅夫
脚本:荒川稔久
1991年4月26日 11 危険な遊び ジハンキジゲン(声:梅津秀行 監督:東條昭平
脚本:藤井邦夫
1991年5月3日 12 地獄行バス バスジゲン 監督:東條昭平
脚本:井上敏樹
1991年5月10日 13 愛の迷路 カメラジゲン(声:梅津秀行) 監督:蓑輪雅夫
脚本:井上敏樹
1991年5月17日 14 愛の必殺砲(バズーカ)
1991年5月24日 15 高校生戦士 ボイスジゲン(声:西尾徳 監督:新井清
脚本:渡辺麻実
1991年5月31日 16 紙々の叛乱 カミジゲン 監督:新井清
脚本:荒木憲一
1991年6月7日 17 復活の女帝 女帝ジューザ 監督:坂本太郎
脚本:井上敏樹
1991年6月14日 18 凱、死す! 女帝ジューザ=魔獣ジューザ
1991年6月21日 19 見えます! ウラナイジゲン(演:荒木ひとみ、声:土井美加
死神
監督:雨宮慶太
脚本:荒川稔久
1991年6月28日 20 結婚掃除機 ソウジキジゲン(声:山口健 監督:雨宮慶太
脚本:荒木憲一
1991年7月5日 21 歩くゴミ ゴミジゲン(プータン)(声:松本梨香 監督:東條昭平
脚本:荒木憲一
1991年7月12日 22 爆発する恋 魔獣セミマル 監督:東條昭平
脚本:井上敏樹
1991年7月19日 23 新戦隊登場 監督:雨宮慶太
脚本:井上敏樹
1991年7月26日 24 出撃超(スーパー)ロボ
1991年8月2日 25 笑う影人間 ライトアルマジロ
影ジェットマン
影人間
監督:蓑輪雅夫
脚本:荒木憲一
1991年8月9日 26 僕は原始人 ジクウマンモス(声:神山卓三) 監督:蓑輪雅夫
脚本:荒川稔久
1991年8月16日 27 魔界大脱出 亡霊ジャグチジゲン
亡霊カミジゲン
亡霊ダイヤジゲン
亡霊ヌードルジゲン(声:神山卓三)
妖怪
監督:東條昭平
脚本:荒木憲一
1991年8月23日 28 元祖次元獣 ドライヤージゲン(声:梅津秀行) 監督:東條昭平
脚本:荒川稔久
1991年8月30日 29 最後の戦い ヨロイスネーク 監督:東條昭平
脚本:渡辺麻実、八渡直樹
1991年9月6日 30 三魔神起つ 魔神ムー(声:河合義雄
魔神ラモン(声:丸山詠二
魔神ゴーグ(声:桑原たけし)
凶獣ラディガン
監督:蓑輪雅夫
脚本:井上敏樹
1991年9月13日 31 戦隊解散! 魔神ラモン(合体ラモン)
魔神ゴーグ
1991年9月20日 32 翼よ! 再び 監督:雨宮慶太
脚本:井上敏樹
1991年9月27日 33 ゴキブリだ 粘着ゴキブリ(声:桑原たけし) 監督:雨宮慶太
脚本:荒木憲一
1991年10月4日 34 裏切りの竜 異次元生命体ジゴクメドゥーサ 監督:東條昭平
脚本:荒川稔久
1991年10月11日 35 鳩がくれた戦う勇気 毒ガスネズミ 監督:東條昭平
脚本:荒木憲一
1991年10月18日 36 歩く食欲! アリ人間 アリバズーカ(声:西尾徳)
アリ人間
監督:雨宮慶太
脚本:井上敏樹
1991年10月25日 37 誕生! 帝王トランザ ギョライピラニア
1991年11月1日 38 いきなりハンマー! レーザートカゲ(声:西尾徳)
ハンマーカメレオン
監督:蓑輪雅夫
脚本:増田貴彦
1991年11月8日 39 廻せ命のルーレット スナイパーキャット(声:岸野一彦 監督:蓑輪雅夫
脚本:荒川稔久
1991年11月15日 40 命令! 戦隊交代せよ 隕石ベム 監督:東條昭平
脚本:荒木憲一
1991年11月22日 41 変身不能! 基地壊滅
1991年11月29日 42 おれの胸で眠れ! 試作ロボットG2(声:むたあきこ 監督:蓑輪雅夫
脚本:井上敏樹
1991年12月6日 43 長官の体に潜入せよ ヒルドリル
魔神ロボ ベロニカ
1991年12月13日 44 魔神ロボ! ベロニカ 魔神ロボ ベロニカ 監督:雨宮慶太
脚本:井上敏樹
1991年12月20日 45 勝利のホットミルク
1992年1月10日 46 トマト畑の大魔王 異次元生命体メタモル=トマト大王(声:横井弦之助 監督:東條昭平
脚本:荒木憲一
1992年1月17日 47 帝王トランザの栄光 帝王トランザ 監督:東條昭平
脚本:井上敏樹
1992年1月24日 48 死を呼ぶくちづけ 獣化マリア
血のヒトデ
ラゲム
監督:蓑輪雅夫
脚本:井上敏樹
1992年1月31日 49 マリア…その愛と死 獣化マリア
血のヒトデ
1992年2月7日 50 それぞれの死闘 グレイ
ラゲム
監督:雨宮慶太
脚本:井上敏樹
1992年2月14日 51 はばたけ! 鳥人よ ラゲム

91年12月27日と92年1月3日は休止。

放映ネット局[]

  • 関東広域圏:ANB(現・EX) テレビ朝日 ※キーステーション
  • 北海道:HTB 北海道テレビ
  • 青森県:RAB 青森放送(1991年2月 - 9月)
    →ABA 青森朝日放送(1991年10月 - 1992年2月)
  • 岩手県:IBC 岩手放送(現・IBC岩手放送)
  • 宮城県:KHB 東日本放送
  • 秋田県:ABS 秋田放送
  • 山形県:YBC 山形放送
  • 福島県:KFB 福島放送
  • 新潟県:NT21(現・UX) 新潟テレビ21
  • 富山県:KNB 北日本放送
  • 石川県:HAB 北陸朝日放送(1991年10月 - 1992年2月[11]
  • 福井県:FTB 福井テレビ
  • 山梨県:YBS 山梨放送
  • 長野県:TSB テレビ信州(1991年2月 - 3月)
    →ABN(現・abn) 長野朝日放送(1991年4月 - 1992年2月)
  • 静岡県SKT 静岡けんみんテレビ(現・SATV 静岡朝日テレビ)
  • 愛知県中京広域圏:NBN 名古屋テレビ
  • 大阪府近畿広域圏:ABC 朝日放送
  • 鳥取県島根県:TSK 山陰中央テレビ
  • 広島県:HOME 広島ホームテレビ
  • 山口県:TYS(現・tys) テレビ山口
  • 徳島県:JRT 四国放送
  • 香川県岡山県:KSB 瀬戸内海放送
  • 愛媛県:EBC テレビ愛媛
  • 高知県:KUTV テレビ高知
  • 福岡県:KBC 九州朝日放送
  • 長崎県:ncc 長崎文化放送
  • 熊本県:KAB 熊本朝日放送
  • 大分県:OBS 大分放送
  • 宮崎県:MRT 宮崎放送
  • 鹿児島県:KKB 鹿児島放送
  • 沖縄県:RBC 琉球放送

映像ソフト化[]

  • ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全11巻が東映ビデオよりリリースされている。今までのスーパー戦隊シリーズのビデオは『秘密戦隊ゴレンジャー』と『電子戦隊デンジマン』を除いて全話収録ではない、もしくはテレビシリーズのビデオが未発売というパターンが多かったが、本作から全話収録となった。
  • 本作の1.2話と『前作地球戦隊ファイブマン』.第47、最終回の再編集版が収録されたHEROクラブのビデオ『スーパー戦隊スペシャルレポート 誕生!鳥人戦隊ジェットマン』 がリリースされている。内容はファイブマンからジェッマンへの引き継ぎを兼ねたものとなっている。
  • テレビシリーズを再編集したHEROクラブのビデオが2巻リリースされている。
  • 2005年6月21日から10月21日にかけてDVDが東映ビデオより発売された。全5巻の各2枚組で各巻10話(Vol.4のみ11話)収録。DVDの戦士のパッケージ順は名乗り順ではなくOPの並び順である。

総集編[]

東映テレビヒーロー図鑑Vol.2 鳥人戦隊ジェットマン
1993年10月ビデオ発売。内容は本編の総集編だが、田中と岸田が出演して最終回後のエピソードが新たに撮り下ろされている。2005年10月発売のDVD『鳥人戦隊ジェットマン Vol.5』にも映像特典として収録されている。結婚して家庭を持った竜と香がアルバムを見ながら、ジェットマンとして戦っていた当時を振り返るといった構成で、最後に2人の間に生まれた子どもの名前が「凱」だと明かされる。最初のほうで映る竜と香の家の表札が天童になっているが、天堂が正しい。

小説・漫画[]

小説『ジェットマン』(著:井上敏樹
ドラマ要素が更に濃くなった小説版。スーパー戦隊シリーズ唯一(2024年現在)の小説でもある。脚本家の井上本人が書いていることで“真実の物語”とも言われるが、公式なものとして扱われているわけではない。小学館スーパークエスト文庫より全3巻(現在絶版)。
  1. 俺に惚れろ
  2. 爆発する恋
  3. 俺の胸で眠れ
小説という媒体のためか、ラディゲとマリア、凱と香の性行為を示唆する描写がある。また、各キャラの性格も所謂負の面を強調された描写がされている。
  • 香は、自分の美しさに魅入られた男性を玩弄する狡猾な面があり、雷太に対しても農業に興味を抱く振りをして弄び、竜を思い通りに出来ない憂さを晴らしている。一度は凱とジェットマンを脱退した時、彼と爛れた生活を送っている。
  • 雷太は、卑屈な人格と生来の運動に対する不器用さで訓練も思うよう結果が出せず、世界の平和を望む志は低い。農業に興味を持った(振りをしている)香に好意を抱くが、実は彼女に弄ばれているだけだった。
  • アコは、金銭のために実害こそ無いものの友人を騙して得る行為を考えた事もあるが、決して思いやりを失っている訳ではない。ジェットマンであることは機密情報で語れないため、学校では早退や欠席が増え、友人との関係にも亀裂が生じる。また、両親がバイラムの侵攻による経済の悪化で借金を抱え、叔父の家へ夜逃げする事となるが、そこでの生活は肩身の狭いもので、その家の実子の不良少年はアコに性的な視線を向け、下着ドロをされたり覗かれたりする、プライバシーの少ない生活を送ることになる。ジェットマンメンバーの本質的な性格とドロドロとした関係により、恋愛に対して諦観に近いものを感じ、ジェットマンの空中分解時に行きずりの相手と性行為に至って全てを忘れ逃避しようとしたことがある。
  • 凱が香に惹かれたのは、今まで接した女性には必ず打算的な一面があり、初めての挫折の中、打算も無く努力する香の姿を見たためと描写されている。また、自由を愛して社会ルールやマナーの無視も辞さない一面は香に失望され、彼女が妊娠した事実は知らされることがなかった。
  • ラディゲには、自分が征服した世界の生命を一つだけ生きたコレクションにする趣味がある。洗脳したリエ=マリアを愛人とし、肉体関係を持つ描写もあり、それがマリアを巡って竜と激しく対峙する理由の一つになっている。容姿は、老人の顔と美しい青年の顔が混ざり合いで、ジューザの復活にともなって生命力に変化がきたし、容姿が変化する。
  • 一度死んだリエは、前述のラディゲの趣味により蘇ってマリアとされたことが暗示されており、ラディゲはジェットマンを傀儡にジューザを倒すため、彼女をジェットマンと戦わせようとする。憎しみだけを植えつけられているが、竜を執拗にライバル視すると同時に彼に倒されたいと望み、戦意を喪失した彼に失望する場面がある。
  • グレイは、身長3メートル以上の巨体を持つロボットとして描写されており、自己の存在「ロボット=操り人形」に悩む過程と、マリアとしてラディゲに蘇らされたリエとが重なったため、マリアに惹かれたと描写されている。
  • トランが成長しないため、トランザは未登場。
  • ジューザは、5000年周期で眠りにつき、彼女が眠りにつくと共に出現したラディゲ・トラン・グレイは、ある種の仮初の存在であることが示唆されている。神と呼べる存在であり、ジューザの最期は、正確には死ではなく人間の未来を認め、手を引いたと竜は語っている。
漫画『鳥人戦隊ジェットマン 時を駆けて』(作画:ふじいあきこ
当時出版されていたアニメ・特撮情報誌「B-CLUB」で連載。掲載時の題名は『鳥人戦隊ジェットマン 天駆ける戦士』。TV本編のラストから更に数年後の話を描いた続編(ただし公式の続編ではなく、総集編における新撮映像の内容と矛盾する設定も見受けられる)。
トランザの体を利用して復活したラディゲとの戦いに身を投じる事になったジェットマンを描く。ブラックコンドル=凱に代わるキャラクターとしてグリーンイーグルに変身するジェフ(ジェフリィ=剣崎)という青年が加入する。なお、この作中に登場するジェットマン達は、各自の表情が分かるように、ヘルメットの顔の部分が透けて見えるようデザインが変えられている。単行本全1巻(現在絶版)。
  • 登場人物
ジェフリィ・剣崎(ジェフリィ けんざき) / グリーンイーグル
通称・ジェフ。元々はミュージシャンだったが、あるきっかけでジェットマンに加入する。能天気な性格だが、幼少期に母親から虐待を受けて育った過去がある。アコのファンで、よくアコに手を出しては呆れ返られている。
名前の由来は『太陽戦隊サンバルカン』のバルイーグルから。

ゲーム[]

  • 『鳥人戦隊ジェットマン』
1991年12月21日、エンジェルから発売されたファミリーコンピュータ用ソフト。定価は6000円。ジャンルはアクションゲーム。全6ステージからなっており、第1 - 5ステージは好きな順番でプレイ可能。5ステージともクリアすると、最終ステージが始まる。最終ボスは魔獣セミマルであり、ラディゲら幹部は一切登場しない。なお、ファミコンゲームとなったスーパー戦隊は本作と、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の2作品のみ。

3D映画[]

スーパー戦隊ワールド
スーパー戦隊ワールド (映画)を参照。

ジェットガルーダ事件[]

1992年7月ごろから1993年1月ごろにかけて、バンダイが発売していたジェットガルーダの玩具を、韓国の少年科学玩具社が複製権・配布権なしに複製・販売した。韓国は万国著作権条約に加盟したので、日本法人のバンダイおよび東映の権利が日本国内同様、保護されることになっていた。裁判で少年科学玩具社は商標権侵害とされ有罪となった。韓国におけるキャラクターの著作権に関する判例は皆無に等しく、本件が同国の著作権に関する有為な判例になったとされている。

脚注[]

  1. http://homepage3.nifty.com/guy-w/episode.html
  2. 但し、『光戦隊マスクマン』の第1話にて生死不明で遅れて駆けつけたレッドを他のメンバーが無事を知った喜びから変身前の本名で呼ぶなど、シーズンを通してでなく、その回のストーリーの流れで自然にコードネームでなく本名で呼んだケースなら、過去にも存在した。
  3. コン・バトラーV ボルテスV ダイモス ダルタニアス 大全
  4. 他に放送期間が365日だった戦隊は『魔法戦隊マジレンジャー』(2005年2月13日開始、2006年2月12日終了)がある。
  5. メインライターの井上敏樹も「凱は死亡した」としているが、劇中では、目を閉じただけなので、死亡したかどうかはっきりとしていないことから、凱生死説は議論になることも多い。
  6. 「裏次元伯爵」は第1話でそう名乗ったきりで、実際にそのような身分であったのかは定かでない。
  7. マリア / リエが劇中でよく弾くピアノ曲は、ベートーヴェンの「熱情ソナタ」。
  8. この壮絶な末路を描く名場面の演出は、脚本にはなく演者である広瀬の発案だったという(辰巳出版『東映ヒーロー悪役列伝』の本人インタビューより)。
  9. ファイタージゲン、ハウスジゲン、バスジゲンがこの例である。
  10. ハーケン後部にガルーダが接続される形で合体。
  11. 第34話から放送開始。第1話~第33話は石川県では未放送。石川県では『電撃戦隊チェンジマン』(『チェンジマン』は北陸放送石川テレビで放送)で一旦終了していたスーパー戦隊シリーズの放送が5年ぶりに復活した。

外部リンク[]

警告: 既定のソートキー「ちようしんせんたいしえつとまん」が、その前に書かれている既定のソートキー「きそ しようほう てれひ はんくみ」を上書きしています。

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